南知多での乗っ込みチヌ釣り!
身近な波止釣りを目一杯楽しまれる名人。当社T&Aの中村輝夫氏より、釣行レポートが届いております。
是非ご参照下さい。
久しぶりの釣り日和、南知多にも乗っ込みチヌがきたぁ~!という事で、ホームグランドの常滑港離岸堤にフカセチヌ狙いで出かけてみた。
3月13日午前6時到着。
荷物を降ろし準備が出来たところで周りを見るが・・・こんないい条件なのに釣り人はいない。
なぜ??それはすぐにわかった。
石積みから沖に向かって10m程海藻が張り出しているではないか、早くもこれだけの海藻が張り出していては、もしもチヌが掛かった場合真っ先に海藻の中に入られてしまい取り込みが出来ないという事だ、すなわちこのせいで釣り人が入らない理由なのだろう。
そんな中、少しでも張り出しが少ない所を探してそこを本日の釣り座とした。
このままここで竿を出すなら最大5時間が限度だろうと思いそうそう準備に入った。
今の時間まだ潮は上げているので海藻の上の潮にラインを置けるのでまだいいが、下げ潮になれば海藻の頭が出てくる、すなわちラインブレイク必至の状態という事だ。
コマセが出来上がったところですぐに潮上に多めに打ちまずはステージ作りからスタートした。
次にタックル準備に入る。
もちろん竿はNISSINゼロサム弾CIM 5mを使用した。釣り開始してからおよそ2時間潮止まりに近付いた時だ、金谷ウキが海中に入って行くのを確認できたアタリだ。
大きなアワセを入れてガッチリ針掛りに成功。
強烈な引き込みは海藻の中に入ろうとしている、何とかせねばと気だけが焦るが、あえなく中に入られてしまった。
ラインを緩め対応するが無駄な事だった。
ハリス切れで撃沈。次は先手を取って必ず浮かせると言いきかせ投入。
ジアイなのか、10分程で再度アタリが出た、今度も針掛りに成功、今度こその思いで竿の強度を信じて強引に巻き上げる。
すると海藻手前の所でチヌは浮いてくれた。
こうなればハリスを緩めず差し出したタモ網に誘導するだけだ。
乗っ込みチヌ41㎝が上がった。
だが、3回目のアタリも海藻に入られジ・エンド。
とうとう時間もお昼近くになってくると海藻がユラリユラリと頭が見えて来た、この辺りが限界だなと最後の1投。
コマセも多めに打ち込んでいる時、アタリが出た。
これは取りたいと思いがかったようで、運良く海藻の隙間からチヌの顔が出たのだ、それを見た瞬間グイッと力を入れると海藻の上にチヌが乗った状態となってしまった。
なんとかタモ網にゲット出来2枚目を釣り上げる事が出来たところで納竿とした。
最後に遊ばせてもらった堤防に海水を掛けて散らばったコマセを洗い流して終了とした。
今の常滑港は海藻との戦いだ。チヌはいるけど海藻に阻まれる何とか克服したいものだ。