山梨県 雪の残る早春の渓魚と戯れる
千葉県在住で幅広い釣りを楽しみ、精力的に活動されている白澤様より釣行レポートが届いております。
…是非!ご参照下さい!
釣場:山梨県峡東漁協水系
釣行日:2022年3月13日
釣果: アマゴ最大27㎝ 18㎝~27㎝5尾
イワナ最大25㎝ 20㎝~25㎝8尾
タックル:渓蘭3WAY 硬中硬6.3
天上糸 0.5号
ラインフロロ0.3~0.35号、ハリス0.15~0.2号
針 アマゴ半スレ 4号~5号
エサ キジ、イクラ、川虫
問い合わせ アメミヤ釣具店 055-262-4750
釣行記:待ちに待った渓流の解禁日3月1日から2週間近く経過しましたが、山梨県の峡東漁協管轄の笛吹川へ今年初めて入渓しました。気になる河川のコンディションですが、奥秩父の源頭ではまだ雪が残っているため、本流、各支流ともに水位はめっぽう低く、流れの弱い本流域は珪藻が石にびっしりと繁殖しているため歩行も危険な状態でしたが、支流では珪藻がなく釣りができる状態でした。今回入渓したのは徳和川で乾徳山の登山口から釣り上がりました。
この日の天気予報では最高気温が21℃まで上がるとのことでしたが、朝6時の気温は2℃、まだ雪が大量に残っていてめちゃくちゃ寒かったです。いつも通過する小さな滝はつららの雲竜で景色はまだまだ冬ですね。
1本目の堰堤を超えた場所に大きな落ち込み
流れが巻くところで最初の当たり、取り込んだのは26㎝のパーマークが実に綺麗な天然のアマゴ、続けて同じ場所で今度は放流物の銀ピカの先ほどよりやや小さいアマゴが続けてヒット!今年の渓流釣りは開始早々釣れてくれるとはまことに運が良いです。
川通しで約500mまで遡上しながら釣りができるため、良さそうなスポットを次々と打っていきますが、水温が低い早期のため、流れのある場所には殆ど定位せず、流れの止まる場所や岩の中に引かれる場所でイワナがポツポツとヒットし、
午前中で納竿としました。
使用したロッドは渓蘭の硬中硬で、5.2mから6.3mまで長さが変えられるので小渓流から中渓流まで適応でき、優しい曲がりで、今までの使用実績から記載の適合ハリスよりもワンランク細い0.15号、0.175号のハリスを使用できると思います。ブッシュや倒木などで長い仕掛けが扱えない場所でのチョウチン釣りにも使える穂持ちもあり、どんなポイントが現れるかもしれない渓流では万能で使用できる竿です。
今後の状況ですが、4月中旬には雪解け水が入り増水するので本流で大型のアマゴが狙えます。特に放流地区の周辺は魚影が濃く、好釣が期待できます。
支流で有望なのが、琴川、鼓川、金川と今回訪れた徳和川で、ルアーで40㎝以上のアマゴやイワナが狙える乙女湖(琴川ダム:但し同じ漁協の入漁券が必要です。)などポイントも数多くあり、また東京から約2時間と近いです。
しらさわまさき