ゼロサム鱗で年無しチヌget!!
前々回に続き熊本県在住の浦崎嘉晴様より、今回は年無し2.35kgのチヌを仕留めましたとのご寄稿を頂いております。ゼロサム鱗を使用しての釣果で詳しい竿の感想もレポート内に書いていただいておりましたので是非、竿も含めての参考になれば…是非ご参照下さい。
釣行日:平成22年3月21日
釣行場所:熊本県 天草下島西河内漁港
潮:中潮 満潮10:52(265cm)干潮05:01(114cm)/17:34(52cm)
釣果:チヌ35-50.5cm 3枚
タックル:(竿)ゼロサム鱗 1号530
釣行記:熊本県天草周辺はチヌの宝庫と言っても過言ではなく、磯に限らず身近な堤防でも良型狙いや数釣りとチヌ師を熱くさせるフィールドが無数に存在します。秋に(記事no.207/206をご参照下さい)紹介させて頂いた西河内漁港ですが、付近の事前情報では「付近のノッコミはまだまだで、最近はチヌもそんなに上がってない」と釣行前から痛い通告(泣)「ならばダメ元で…」と狙ってみることにしました。
釣行した当日は発達した低気圧が通り過ぎた後であり、西寄りの強風の影響により3mの波高ということで釣り場へ着いてみると北西からのウネリが左方向から入ってきています。しかし、堤防に波が被ってはおらず、何とか竿出しも可能と判断して上げ潮狙いで午前中に絞って狙うことにしました。
今回はチヌ狙いであり、このポイントは年無しサイズが当たる確率も高く、ロッドはゼロサム鱗 1号530を使用します。
このロッドは持った感じは普通の胴調子のチヌ竿というイメージがありますが、45番の反発力が強い為に掛けた魚をグイグイを浮かせるパワーを秘めている反面、13番は第2のウキとも言えるチヌに違和感なく食わせられる繊細さを持っていることからチヌ釣りには欠かせないアイテムの一つです。また、キャスティングする時に負荷をしっかり胴に乗せることで遠投が苦手な筆者でも容易に遠投も出来ることからチヌ釣りでの様々なシチュエーションにマッチしてくれることから愛用しています。
仕掛は2m近いウネリが入ってきていることから比較的重めの負荷で仕掛けを狙ったタナに一定にキープさせながら誘いを入れ、タナを変えたりしながら探るも餌も取られない様な状況です。9時半を回ったくらいにようやく35cmをゲット。その後に45cmのチヌを追加しましたが、時折小アジが当たる程度で本命のチヌのアタリは無いまま時間が過ぎていきます…11時半を回った頃にようやくウキがわずかに押さえ込まれる様な前アタリ!ラインがわずかに走り、ロッドの1番から2番と曲がってくる本アタリで合わせを入れる!とトルクフルな引きでまずまずの大型です。竿尻を魚に向ける様にして矯めてみるとバットからいい感じで曲がっているのが分かりますが、限界を感じさせずにロッドの反発力でグイグイと魚を浮かせてくれます。それでもって暴れさせずに難なく沖で水面を割ったのは50.5cm2.35kgの本命のチヌでした。その後も、次を狙いましたがアタリもなくなったことから納竿としました。
年無しサイズでも豪快、かつ余裕なやり取りが出来るはゼロサム鱗153の持つポテンシャルの高さに驚きです。チヌ師の憧れである「60オーバー」もきっと叶えてくれる1本に間違いありません。年無しサイズの抱卵具合は9割程度でしたが、その他はまだまだといったところで、天草下島北岸のノッコミチヌは周辺よりも遅れ気味で、これからがシーズンとなってきます。是非、ゼロサム鱗でこれまで逃してきた大物をゲットして頂きたいと思います。
うらさきよしはる
…ご寄稿ありがとうございました。大型チヌ捕獲おめでとうございます。さらなる夢の大型を求めて是非当社ロッドがサポート出来れば嬉しく思います。
皆様も良い釣りを!!