広島県呉チヌ快釣、なんと尾長も
広島県在住のお客様、ゼロサム鱗をお気に入りにして頂きご愛用していただいている松村様より、釣行記をご寄稿頂きましたので掲載させて頂きます。是非ご参照下さい。
釣行日:平成21年11月14日
場所:広島県 呉市の波止場
タックル:(竿)ゼロサム鱗0号530
(リール)インパルトα競技 (道糸)東亜ストリングパワードリーム磯1.25号 (ハリス)東亜ストリングパワーエクシード0.8号(ウキ)丹羽ウキ0号(ハリ)グランジークチヌゼロフカセ1号/2号
釣行記:この所良い釣果に恵まれておりませんでしたが、11月に入りチヌの食いも上向いたかな?と思い、呉市内の波止場に釣行しました。
いつもの波止場なので、仕掛けはいつものゼロサム鱗0号 今更とも思われるかもしれないが、相変わらず良い曲がりをしてくれ、釣り人を楽しませてくれる竿だと思っている。
ウキは、丹羽ウキのL0号にジンタン4号、1.5メートルの所にウキ止めを結び、ハリスを3メートル取り、ハリはジークの1号を結んだ。
ここはいつも2枚潮なので、仕掛けは沈ませて行くことが釣果の早道だと考えている。
マキエを45杯入れ、仕掛けを投入、マキエの帯の中に仕掛けを引き、また45杯被せる。
ウキ止めまで仕掛けが入るとウキが沈むため、あとはミチイトでアタリを取るのだが、仕掛けを引っ張ったり、戻したりを繰り返し探っていくと、1投目からミチイトがスルスル…と出た。
ゆっくり竿を起すと、ククク…コンコン…と竿を叩く。ゼロサム鱗のきれいな曲がりに寄せられるようにスッと寄って来たのは30センチほどのチヌ
ここはアベレージが35前後だが、連発することが良くある。
さっそくストリンガーに魚をかけ、マキエをボコボコと入れる! 2投目…先ほどと同じやりかたで、ウキが沈みはじめた所から仕掛けを止めたり 引っ張ったりしながら探っていくとまたまたアタリ!!!!!
今度も同じようなサイズで、スッと引き寄せられるように浮き、波止際で少し抵抗を見せたが、タモにおさまった。
同じ釣り方で5枚仕留めると、フグが寄りだしたのかサシエがもたなくなり、アタリが遠のきました。
そのときぐらいから風が出てきて、仕掛けが入りにくいと感じて、仕掛けが浮いているようでした。
ジンタンを増やして、馴染みを良くしようと思い仕掛けを回収しようとすると、ウキがスルスル……と入っていって、魚がかかっているカンジがあり、仕掛けが手前に寄ってきていました。
フグがかかったのだろうと思い、グッと引っ張るが、波止にひっついたようでグイグイ引っ張ると、ググッと逆に引っ張られる感触があり、青っぽい魚がスッと反転した。
??????????????
頭の中はハテナだらけです。
青い魚が反転したように見えた。その瞬間シャープな引きで足元へグイグイ引っ張る。
こりゃいけん。ゼロサム鱗は根元からブチ曲がり、穂先は海中へ・・・・・・・
グングン グングンと引っ張る。ハリスは0.8号のため、少しでも障害物に触れるとブレイクしてしまうので、グッと耐えます。
耐えかねたようで、魚がスッと浮いてきた。
やっぱりグレだ!!!!!!!
手前でもう一度反転したが、力尽きて海面に浮いた。 サッとタモですくうとエラ蓋のふちが黒く、鱗のきめが細かい、ヒレが切れ込んでいる。
オナガ?
いや マジでオナガじゃ…! ハリは運がいいことに唇にガッチリかかっている。
すごい! こんな所で… つーか 温暖化もここまできたか? メジャーでサッと測ると33センチありました。
その後もポツポツとチヌが食ってきたけど、グレは姿を見せず。
最終的にはチヌが10枚!!!!!!
会心の釣りとなりました。
ゼロサム鱗はギュッとためることにより、ゆっくり魚を浮かせてくるここちよいパワーがあり、繊細に時に大胆に使うことができます。タックルの特性を知ることで、タックルを信じきることができ、タメきることができるため咄嗟の対応もできると考えています。
これから寒チヌの時期になっていきますが、攻めて行くためにゼロサム鱗は心強い味方となってくれるでしょう。
皆様も良い釣りを!!!!!!!
まつむら なおき
…ご寄稿、ご愛用ありがとうございます!会心の釣、また、さらに思わぬ場所での尾長のゲットにびっくり。楽しそう皆様も良い釣りを!