磯釣釣行記「五島列島で快釣!イサキ、グレ、真鯛」
広島県在住で釣りが大好き!日新ロッドをご愛用、ご応援頂いております松村様より五島列島へ行って来ました!のでお送りしますとの、ご寄稿頂きましたので掲載させて頂きます。是非ご参照下さい。
釣行日:平成24年7月67日
場所:長崎県南松浦郡新上五島市津和崎郷 丹瀬、前島
●昼仕掛け…タックル:(ロッド)ゼロサム磯 競技タイプ500
(リール)ダイワ インパルトα競技(ライン)東亜ストリング、パワードリーム磯2号(ハリス)プロシード2号(ハリ)あわせ尾長6号 クロマルチ7号他(ウキ)釣研 エキスパートグレUE 0c号
●夜(カゴ)仕掛け…
:(ロッド)プラウディア磯遠投3号遠投530
(リール)ブルズアイ遠投XT(ライン)東亜ストリング、アレス遠投6号(ハリス)エクシード8号(ハリ)オーナー 閂真鯛12号(ウキ)釣研 遠投羽根SP8号(カゴ)マダイカゴ10号
釣行記:五島列島 津和崎への大人の遠足も5回目となりました。五島と言えども釣れないこともあったりしますが、さすが五島とおもわず唸ることもまた・・・・・・
さて 今回の釣行はどうだったのでしょうか? 振り返ってみたいと思います。
今回の釣行は、広島から2人、北九州から3人 いつも 毎回同じメンバーでの釣行なので、気心しれています。心配は海の状況だけで、6日の朝から風が出るとのこと。事前の確認で好洋丸の船長より 丹瀬、前島1番、2番あたりとのこと、全ては風しだい・・・・・
博多発23時30分の太古丸に乗り、小値賀島を目指します。フェリーの中で釣友との再会、爆釣を願って乾杯をしたらいつの間にか小値賀に到着時刻でした。
小値賀港から、好洋丸に乗り込み、丹瀬のハナレと南に上がれるとのことなので、自分とあと2人をハナレ、もう二人を南へ・・・・・・ 風が強くなる予報なので、早めに回収して、前島1番に変わってもらうこととなると、船長曰く、本命潮の下げは釣れない可能性が高いとの事。
そうなれば まずは魚の確保、潮はそこそこ流れているが、激流ではない 本命潮ではないので、大型は望めないため ゼロサム磯弾1.25号では竿のパワーがありすぎると判断し、ゼロサム競技をチョイス! 細身に秘めるパワーは「弾」に勝るとも劣らない竿だ!
潮は釣り座より左流れ、水深は丹瀬との水道のため浅めと思われる。仕掛けとマキエの同調、釣りやすさを考えウキはエキスパートグレUE使用の1000釣法とする。1000釣法は、仕掛けとマキエの同調が抜群であり、横流、風にも強い万能な仕掛けだ。ただ エサ取りの分離はきっちりすることが大事である。
まず 何も考えずにマキエを3杯入れ、仕掛けを投入・・・・・・・潮に流して仕掛けを入れると、1投目からミチイトに反応が! ゆっくり出ていたミチイトが急に加速する。ビッ!と間髪入れずにアワセをくれてやると!!…ぐんと引いてあっけなく止まる。
引きからして大型ではないし、ねばりもないのでイサキかな? 竿のパワーで一気に勝負を決めにかかると、33.4cmセンチのイサキ!
広島では釣れない魚なので、これを釣るのも目標、一匹目なので丁寧にタモ入れをする(笑)
その後同じラインを同じようにマキエし、5投で イサキ、イサキ、尾長、イサキ、イサキ・・・・・・・
おいおい イサキ天国か? 同じくハナレに上がった友人から「やるじゃねぇか!」との言葉を背中に受け6投目・・・・・・エサ取りがどれだけ出てくるかわからないため、足元に4,5杯のマキエを入れる。足元から ワッとスズメダイの大群が出る!
こりゃいかん ポイントにはマキエを1杯入れ、仕掛けをピンポイントで投入、潮の流れが若干早くなったかな?・・・・・・と思っていると、ミチイトが今までにない速さで直線になる! とっさにビシッ! ゼロサム競技がぎゅんと弧を描く!
竿をタメると、ぎゅん ぎゅんと引くが、尾長の引きじゃないのでこれもイサキ? ときどき反撃してグッグッとくる、ゼロサム競技の敵じゃないが、えらく重い印象の相手。
足元まで来ると40センチを越えるジャンボイサキ! そりゃ重いし引くわけだ。
ゼロサム磯玉でサッとすくい次のターゲットを・・・・・・
場所移動しながら42cmまでのイサキを多数、35センチまでの口太を多数、尾長は少しでしたが釣ることができた。
さぁ 潮とまりになり、これからと言う時になって少し風が強くなってきた。好洋丸がきて、瀬替わりしてくださいとのことで、これからの所を泣く泣く瀬替わり・・・・・自然にゃ勝てません。
替わった場所は、前島1番 丹瀬の次にいい磯だが、潮の流れしだい。左に早く流れた時が勝負だが・・・・・ 35.6の口太がそこそこ釣れたが、ドラマはおこらず夜釣りへ・・・・・
夜も前島1番 ここでの夜釣りははじめてなのだが、釣れるだろうか・・・・・・
仕掛けは基本的な底カゴしかけ、ハリスを2ヒロ取り、1本半ぐらいの所にウキ止めをつけた。
竿はプラウディア磯3号遠投。俺の遠投釣りの相棒で、今まで何匹も真鯛を仕留めている。
しばらく打ちかえすが、反応がない。左流れでそこそこ流れているようなので、釣れてきてもよさそうなのだが・・・・・
すると流がとまる。まさかこのまま流れないとかないよな?と思っていると右にゆっくり流れ出した・・・・・・と 同時にウキがスッと引き込まれる。
ガッ! と アワセを入れ、強引に巻き取ると35センチぐらいのイサキ!
今日はイサキデーだな・・・・・
魚を処理し、同じように仕掛けを投入すると、仕掛けがなじむ前にアタリ、これも強引に寄せるが、目の前でハリはずれ! イサキは口が柔らかいからバラシの確率が高い!
マキエを入れ、再度投入すると、仕掛けがなじんですぐアタリ! グッと強引に寄せ、タモですくうとやはり35センチクラスのイサキ!
アタリが3回続いたが、その後はパッタリ止まる。潮の流れるスピードがゆるむとまたアタリ! 3匹ていど釣るとまたアタリが止まり、動き出す時に釣れる・・・・・。
パターンは同じで、潮が動き出す時と、止まる時に何等かのアタリがある。同じパターンで時々違うものが釣れてくる。
1匹目 目測 確実に50センチオーバーのイスズミ お帰りいただきました(笑) 2匹目 めちゃくちゃ引きまくった尾長 41センチ 3匹目・・・・・・深夜越えて日付も変わったが、相変わらず何かが釣れてる。下アゴの長い正体不明の魚、デカイキンギョ(笑)、ウロコのポロポロ取れる変な魚(笑) そして時々怪しくなる空模様にビビりながら釣りを続ける。
その時!!唐突だった。
視界にとらえたウキの先端に付けたケミホタルが一気に見えなくなった。リールのベールを戻して、大アワセをくれてやると、風にミチイトがヒィィィィィンンンンッッと反響する!
ゴッ・・・ゴゴゴゴッ・・・・・ガッガッ・・・・・・ギュン・・・・・とやりたい放題!
やっときやがった! 真鯛の引きじゃ!
竿尻を足の付け根にあて、真鯛の強引を耐える。グン!グン!!グン!!!ググン!!!!やろうそこそこパワーがあるな・・・・・・ 耐える!耐える!!耐える!!!
耐えきると勝負はあっけないもの。もっと大きいかと思ったが!?ちょうど見栄えも良く、食べてよさそうな58センチの真鯛だった。
イサキ、グレ、マダイと目標を達成!
次を! と願い仕掛けを打ち返すが、マダイは釣れず その後もぼちぼちイサキが釣れ続け、津和崎の夜はふけていったのだった・・・・・。
朝 瀬替わりをお願いし、丹瀬北に上がるも何故かアジゴの大群
何をしても アジゴアジゴアジゴ!!!!!!昨晩の釣りで楽しんだんで、釣らんでもええじゃろ?と海から言われているようでした。
結果は、真鯛58センチ 40オーバーのイサキが5本 40センチまでが多数! 口太37センチぐらいまでのを10匹程度 尾長41センチ最大で10匹ほど、口太、尾長リリース多数と、なかなか良い釣りができたようです。
良い釣りは良い場所、安全な場所もはちろんだが、信頼できる釣り道具があってのことです。いくら一級磯だとしても、その場に合わない道具、信頼できない道具だと釣果は見えている。私の気に入っているゼロサムシリーズは釣り師の色々な要望に応えるためのラインアップと安心感を持っており、様々な釣り師のわがままをかなえてくれるシリーズだと確信している。ただ カゴ竿だけ出ておらず 後発のイングラムやプラウディアに頼らざるをえない状態だ。ゼロサムシリーズは、新シリーズV2シリーズが出て暫くたつが、是非 遠投カゴ竿!?もと思うこの頃である。
残念ながらこれから磯はシーズンオフとなるようだが、シーズンが再開した時にはまたゼロサムシリーズを持って磯に波止に立ちたいものである。
まつむら なおき
…ご寄稿ありがとうございます。五島列島で愉しんでこられた様ですねまたゼロサムシリーズをお気に入り、ご期待頂きありがとうございます。これからもご期待下さいね!暑いですが、身体には充分に気をつけて、皆様も良い釣りを!(開発部 T)