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磯釣釣行記「西伊豆&南伊豆 新春第2弾釣行! 弾X4 TYPE0」

2014/01/24 カテゴリ: 磯釣釣行記

多彩な釣り物を狙い精力的に釣りに行っておられます白澤テスターより、新年第2弾の磯のレポート!。伊豆で弾X4 TYPE0を使用しての感想も書かれており、最高に気に入っていますとの嬉しいコメント。いつもながらに参考になります…是非ご参照下さい。


釣行日:平成26年1月18~19日

場所:西伊豆 田子三本島  南伊豆須崎 平磯、釜立

渡船:- TEL:- 対象魚:メジナ 天候/波/潮:-/-/-

釣果:田子三本島…グレ3443cm クラブメンバー5名で19枚

   須崎平磯、釜立…グレ3341cm 5枚  

タックル:(ロッド)ゼロサム磯 弾X4  TYPE0 5005

(リール)レバーブレーキ2500番(ライン)ハードコア磯CN1.75号2号 (ハリス)パワーカーボンMAX1.5号1.75号(ハリ)-(ウキ)ピースマスター遠投ML/000  ピースマスター感度000


釣行記:こんにちはテスターの白澤です!今回の新春第二弾釣行はクラブメンバーと西伊豆南伊豆へと行って来ました。西伊豆は、この時期、渡礁機会がめっぽう少なく、予約5回目で久しぶりに乗ることができました。渡礁した磯は雄島の北東にあるハナレで、オデコを喰らったことがない田子きっての一級ポイントです。


3名が南向きのチャカ場、2名が裏三本の釣座へと入りました。ベタナギの上、潮も動かず、透明度も高い上、水温も14度台なので喰い渋りと見て、このエリアでは細いハリスを使用するためロッドは弾X4-type0を使用しました。このロッドのコンセプトは、良く曲がって釣り味も良く、それでいて曲げ込み限界が高いため曲がれば曲がるほどに、その反発力が発揮され良型グレがグイグイとヒラを打たされる、そんな調子なので、そのフィールドで使用する限界ハリスで勝負できるロッドです。かなり使い込んでいますが、まさにこのコンセプトにピッタリのロッド。それに4軸カーボンがネジレやたわみを防いでくれているので、その効果なのか仕掛けのコントロール性も高く、そして軽快なので風によるラインのスラッグも修正もしやすく最高に気に入っています。

釣りを開始すると、予想とは裏腹にエサ盗りが多く、コマセワークと打ち返しの回転を速めました。それでも30cm35cmクラスのグレは散発で釣れる程度、隣で竿を出していたI氏はアワセと同時に強烈なノシ!!ゼロサム弾V2が強烈に締め込まれ、一見して大物とわかるやりとりでした…が、手前から伸びるタナで惜しくもラインブレイク。裏三本を攻めていた若手のメンバーは二人で4発もバラシていました。ここは、大きなゴロタがいっぱい点在してその隙間を狙う、誠にスリリングなポイントで、聴くとハリスは2.5号にしても根に持って行かれるということでした。大物にも慣れたメンバーですが、やはり難易度が高いようです。その日最大の43cmは簡単に取り込んだということでしたので、バラシた奴はどれだけのサイズかワクワクしますね~!

終盤は上り潮が差し込み、ゆっくりと沖のポイントも探りましたが、尾長の35cmが最大サイズとなりストップフィッシングとしました。田子では大物ラッシユの期待が出来そうな時期へと入りましたので、近いうちに再度チャレンジしたいですね。



変わって、翌日は南伊豆の須崎の平磯、釜立へ渡礁しました。



このポイントは、周辺が浅く、そして根が点在するポイントです。船長は、今日が一番水温が低いと言ってましたが、前日の田子と同様にやはりエサが全く残らない状況の中、時折25cmくらいのコッパサイズがヒットするのみ、グレは真っ黒で斑模様、こんな場合は底潮も冷たい時で居食い傾向が強いことが多いのでウキを小粒の超高感度なもの、ハリは細軸の3号、ハリスも細いものに変更して、ロッドも小粒ウキのアキュラシー性も考慮して、この日も弾X4-type0を使用しました。沖に伸びる根の際でジンワリと沈むアタリ、ウキは静止したままですが、潮と反対方向にウキの頭が向いたので、エサをくわえているなと判断してゆっくりと聴くと竿先に抵抗感のあとドスンと鈍重な大型からのアタリ、ゆっくりといなしながら寄せにかかりましたが、底で喰っていたため、根に巻かれてあえなくバラシ、痛恨の一枚でした。前日の裏三本でクラブメンバーがバラしたパターンと同じで浅いタナに大きな根が点在、水温低下で大物の確立が高い場合は全てのランクを下げるのではなく、ロッドの適合ハリスでのミニマム、今回の場合でしたら弾X4-typeクラスで掛けたあと、巻けるだけ巻いてロッドを立てて底を切らせる選択がベストだったのでしょう。ミニマムサイズのハリスを使用しても、懐の深い粘りによりハリスの強度も最大限生かすことができたのに、判断ミスでした。

昼頃から船長が、潮が下げたので1時間限定で、一級磯の釜立へと場所替えしてくれました。

ここは平磯と違って、やや水深があり、右脇から伸びるハエ根に沿って下り潮が斜め沖へと出ていくポイントです。ここではオキアミと同じスピードでエサを先行させて、ハエ根の際を舐めるように流し込んでいきました。竿1.5本くらい沈めたところで、心なしか元気のないアタリを捕らえて取り込んだのは、この日最大の41cmのグレでストップフィッシングとしました。


 寒グレシーズンは喰い渋り、水温低下などいろんなキーワードがありますが、経験から得た工夫を凝らし、そして常に攻めの釣りを心掛けることができます。G5のガンダマ、そしてハリのサイズがワンランク違っただけで釣果に歴然とした差が出る…そんな最高に妙味のある釣りが楽しめるこのシーズンがグレ釣りの醍醐味ですね!!

気の合う仲間、そして心から信頼できるタックル、そして豊饒の海に感謝です。


テスター しらさわまさき

…ご寄稿ありがとうございました。バラシもグレ釣りの醍醐味!!次回こそはきっと!ですね。皆様も寒さ対策は万全に良い釣りをお愉しみ下さい(開発部 T)