磯釣釣行記「伊豆諸島鵜渡根の尾長グレ弾x4」
多彩な釣り物を狙い精力的に釣りに行っておられます白澤テスターより、今回は磯!伊豆諸島への釣行レポート。…是非ご参照下さい。
釣行日:平成26年5月17日
場所:伊豆諸島 鵜渡根 タタミ根
渡船:- TEL:-対象魚:メジナ 天候/波/潮:-/-/-
釣果:メジナ34-36cm 5枚
タックル:(ロッド)ゼロサム磯 弾X4 TYPE 5005 /ゼロサム磯 弾IM V2 2-5005
(リール)レバーブレーキハイギア(ライン)3-3.5号(ハリス)2.5-4号(ハリ)グレ8-9号-(ウキ)15g程度の00ウキ
釣行記:こんにちはテスターの白澤です!5/17日にクラブメンバーら6名で鵜渡根へ釣行してきました。ここは伊豆諸島でもロクマルを狙える、数少ないフィールドです。5月から6月にかけては大型外道のイズスミがうるさくなる直前で、この時期は尾長を狙うには最高のシーズンです。この日は前日の西からの強風のウネリが残り、狙っていた磯へは渡礁できませんでしたが、タタミ根というやはり尾長の実績が高い場所へ全員で渡礁しました。
この場所の本命ポイントは、地方との狭い水道から払い出すサラシと左の二つの根から払い出すサラシが壁となってコマセが溜まる時が最高ですが、この日はサラシも消えたり出たりでイサキがうるさい場所となっていました。表の本場では、ニッチョ潮が切れて、右沖へとゆっくりと出て行く絶好の条件、友人が早速、強烈な引きで尾長の45を連続キャッチしていました。私もこの場所から流しますが、とにかく右沖は浅瀬が伸びて、流せても50mまでが限度です。このハエ根を強引に引きずり出すため、ロッドはゼロサム弾V2 2号を使用してできるだけ遠投して距離を稼ぎます。流してすぐに、尾長がヒット!強引に寄せて取り込んだのは45の同型サイズでした。
今度は、南西からの潮が差し、反対方向へと流れ出します。この潮が本場では最高の潮となり、沖に点在するシモリから尾長のデカバンを寄せてきます。この潮では足下から深い場所を取り込むので食わせ優先でロッドはX-4 Typeを使用してハリスも3号としました。ゆっくりのとコマセとの壁へと仕掛けを入れるとバチバチっと強烈なスプール弾き、取り込んだのは同型サイズの45でした。
今度は100m近く流したラインに先ほどよりも強烈な弾き、ロッドに乗せるとバットから締め込んでいきます。できるだけラインを出さないでロッドを絞りますがバチンと無情にもラインブレイク。船長のすすめはハリス6号以上ですから、報告もできないですね。
コマセが効くとイサキのオンパレード、イサキをできるだけ手前へ寄せて、仕掛けを流すスタートはできるだけ沖目のエサが半分でも返ってくるエリアを集中的に攻めます。潮が緩み、泡が溜まる潮目へとゆっくり引かれる場所を丁寧に探ると、今度はラインがピーンと張るアタリ、一気に合わせるとまたもや強烈な走り、今度は右の根際へと疾走していくのをロッドを絞ってラインは一切出さないと少しづつ寄ってきます。際の抵抗のしつこさから50ジャストくらいを予想しましたが、46でした。この日はこのサイズでストップフィッシングとしましたが、脂の乗りが抜群のイサキはクーラー満タンの釣果となりました。
本来は最低でも5号のハリスを推奨するフィールドですが、喰わせを優先してハリス3号を主体の尾長ゲームでは、ロッドの性能が勝負を左右します。X4Typeを使ってロクマル尾長を取り込むというミッションを今回も果たすことができませんでしたが、このロッドの張り、そしてバットパワーなら必ず仕留めることができると思います。
伊豆諸島でも尾長グレにとりつかれた重症アングラー憧れの離島、鵜渡根での夢は今回も実現できませんでしたが、磯の開拓が進み、今まで渡礁すらできなかった、コゴ根や村大根、フズシ根カド裏の離れなど、どんな大物が飛び出すかわからないポイントまでも渡礁できるようになった2014年は檄熱なフィールド間違いなしです。
豊穣の海といつも楽しく釣行できる仲間に感謝です。
テスター しらさわまさき
…ご寄稿ありがとうございました。いつも詳しいレポートで参考になります。未知なるフィールドでの大物の釣果を愉しみにしておりますね。皆様も良い釣りを!(開発部 T)