釣行記「西伊豆のメジナ リベンジ釣行 」
多彩な釣り物を狙い精力的に釣りに行っておられますT&Aの白澤さんより、西伊豆のメジナレポートが届いております。…是非ご参照下さい。
釣行日:2016/4/2-3
天 候:曇り
波 :-
潮 :長潮
釣り場:西伊豆 仁科 シロ島ヤゴベイ
対象魚:3
ヤゴベイ 3542 のグレ 3枚
シロ島 3740 のグレ 4枚
外道にアイゴ、ブダイなど
利用渡船:恵漁丸 090-1476-1446
使用ロッド:ゼロサム磯 弾X4 type050
使用リール:レバータイプ ハイギア
使用ライン:(道糸)1.75号2号
:(ハリス)フロロ1.75号2号
使用ウキ :遠投タイプM/000
釣行報告
こんにちはT&Aの白澤です。
前回の釣行から2週間、水温は18℃まで上昇し、西伊豆のグレはさらに抱卵による喰い渋りとエサ取りが活発化しているとのことで、
非常に釣りにくいとの情報ですが、産卵期の喰い渋りのグレは普段見せないような行動をするため、新しいメソッド発見もあり、こういった喰い渋りのグレ攻略がとても楽しく、最高に妙味のある釣りとなるので大好きな時期です。
初日に渡礁したのはヤゴベイで数々の大型グレが仕留められている仁科の一級磯です。
メンバー3人で沖向きのポイントからスタートしました。潮はやや当てながらゆっくりとした上りが差しており、00ウキでじっくり沈めて探ります。
深く探りすぎるとアイゴやブダイ、竿1本まではエサが時々残ってくる、そんな状況でした。過去の経験から、エサを取っているのはグレではないか?と予想し、竿一本のタナを固定仕掛けにして、ハリは短軸の3号に変更し、エサの抵抗でわずかに沈むように設定しました。
抱卵による喰い渋りのグレが捕食するタナはごく僅かで、居食いすることが多く何度も同じような経験をしたことがあり、エサをくわえた瞬間に一気に掛け合わせる釣りで、「口当たり釣法」と呼んでいます。
この時重要なのはラインの張りで、ゆっくりと出て行くラインが止まったり、波の上下で張ったり緩んだりするラインに変化が生じた時がくわえたサインです。
この方法で仕留めたのは42のグレでした。
この方法で各3枚のグレをキャッチして
初日の釣りは終了し、翌日はシロ島へ渡礁しました。大きな島で上り下りの両潮狙える名礁です。
この日もゆっくりとした上り潮で、ヤゴベイを向いたポイントから狙いました。
この日も口当たり釣法でしかヒットさせることができず、全てのグレは唇の皮一枚のところにハリ掛かりしていました。
口当たり釣法では、一気に掛け合わせるため、ハリ外れのバラシ(口切れ)が多くなりますが、沈み根の際でヒットさせたグレをゼロサム弾X4 type050で強引にためても、口切れせずしっかりと取り込ませてもらえました。
「柔よく剛を制する」がピッタリ、これほど細身のブランクスにどれほどのパワーがあるのか?そして、ロッドを持ち上げて絶えず操作をしても負担にならない軽さと感度も、神経を研ぎ澄ませながら集中する喰い渋りのグレには最高の味方になります。
喰い渋りのグレ、最高に楽しいですね!
これから尾長グレも接岸してくるので、春グレが楽しい時期になりますよ。
T&A しらさわまさき
…ご寄稿ありがとうございました。
喰い渋りとエサ取りが活発化の時に釣るグレは楽しいですね。
これからの春のグレ釣りも楽しんでくださいね!
開発部 高木