釣行記「明石海峡のメジロ!」
釣行日:2016/10/29
天 候:曇り
波 :1.0m
潮 :大潮
釣り場:淡路沖
対象魚:ハマチ45前後 3尾、メジロ65前後 3尾
利用渡船:釣り船 大ちゃん丸様
http://maikodaichanmaru.blog.fc2.com/
使用ロッド:LIONESS 落し込み[ライオネス おとしこみ]M245
使用リール:フォースマスター400
使用ライン:(道糸)PE2号
:(リーダー)クレハグランドMAX・FX8号
使用仕掛 :ささめ針 匠技 泳がせ胴突 12-6 など
釣行記
皆様こんにちは。開発部の高木です。
今年の明石、淡路近辺は夏場からベイトが非常に多くそれを食べているハマチ、メジロを
狙いに行ってきました。
なんせ、今年の青物はベイトをたっぷりと食べているので脂が非常に乗ってるとの事で
釣れる前から夜ごはんの事ばかり考えてました。笑
今回お世話になったのはタチウオ動画でもお世話になりました
「大ちゃん丸」に今回もお世話になりました。
明石のノマセ釣りでは最初にエサとなるアジを釣ってからノマセポイントに移動します。
少し早い5時半に出船。
アジ釣りのポイントは40分走ったところの長田港。昨年は岩屋港だったのですが今年はイワシが多くアジがなかなか釣れないとの事で少し遠いですがポイントに到着。
まずは、エサとなるアジをサビキ仕掛けで釣るのですが、ここが非常に重要。
単にサビキで釣るだけですが、たかがサビキのアジ釣りと馬鹿にはできません。
時間は長くても1時間しか無いのでエサとなる良い大きさのアジを30匹位を効率よく確保しないとノマセのエサとして戦力になりません。
そのためには適した仕掛けと少しのテクニックが必要になります。
まずは仕掛けですが間違ってもハリスは1号以下にしないとなかなか釣れません。明らかに喰いが変わり数がつれません。かといって細い仕掛けだと喰いはいいのですが少しのライントラブルで切れてしまいますので
基本は0.8号で大丈夫です。
皮はハゲ皮、ピンクスキン、ケイムラなど種類は出来るだけ多く持って行ってくださいね。
当日、自分だけが釣れなくて周りの人が釣れているのは明らかに仕掛けが合っていませんので
すぐに仕掛けをかえましょう!ここで、アジが釣れなければ意味がありませんので。
私はまずハゲ皮からスタートし、周りの仕掛けを観察しながら釣り、ピンクスキンかケイムラに替えていきます。
あと、サビキの下に付けるカゴですが、堤防のカゴで使う軽いカゴはおススメできません。
水深は5mから10mと堤防と変わらないところ釣るのですが、当日私は30号のカゴで一気に底まで落とすとエサに適している良い15前後のアジがポロポロと釣れましたが隣の方は堤防で使う軽いカゴを使用していた為表層のイワシばかり掛かりあまりエサとなるアジはほとんど小さいアジのみでした。
最低でも20号のカゴを持っていきましょう。
テクニックとしては一匹ずつ釣るのではなく、追い食いを意識して一匹掛かれば同じ棚でキープするか、ゆっくりと持ち上げる誘いで追い食させていきます。
アジが急に暴れなくなった場合はだいたいが尾っぽの部分にも針がかかっていますのですぐに上げて外してください。
これは掛かってから仕掛けのテンションが緩んだ時になりますので仕掛けのテンションは保ちつつ追い食いを意識して釣れば効率よくエサを確保できます。
また、アジを針から外すときは出来るだけアジに触れないように針だけを持って外せば弱ることもありません。出来るだけ触れずに早くイケスに入れて弱らせないようにしましょう。
エアポンプが有れば移動時間中に酸欠で弱ることがないのでぜひ、もっていきましょう。
さて、アジ釣りの方ですが当日は表層にイワシが多いため、15クラスのエサにはベストサイズのアジは底でしか掛からず、底よりやや上の棚では12以下の豆アジ、上の層では7ほどのカタクチイワシが釣れる状況でなかなか15クラスの1軍エース級のアジがなかなか釣れず私は4匹、友達は3匹。他のアジは12以下で1.5軍級の若手ばかりとノマセのエサとしては少々戦力として不安になります。
アジ釣りを終えたところで、急いでメジロが最近上がっている淡路の岩屋沖に7時に到着。
ここは水深40mからゆっくりと30mまでかけ上がるポイント。
ここで最初のエサは様子を見てエース級のアジを投入せずほぼ2軍レベルのアジで様子を見ることに。
朝一の潮はかなり流れており、底に着くのも一瞬しかわからない激流!
仕掛は常に底から2mほど上げたところでキープしてアタリを待っていると、隣の友達が早速ヒット!!
おまつ防止の為私は仕掛けを上げ、タモ入れの準備をします。
上がってきたのはぷりぷりの60級メジロ!
一気に船中テンションが上がります!
友達に聞くと1投目から1軍エース級のアジを投入してすぐに来たとの事だったので、私も大きいアジを付けて再投入。
しかし、また隣で竿が大きく曲がりまたタモ入れの準備をはじめるとさっきと同じ60級のメジロ!
さらに、もう一本追加してなんと、3投で3本のメジロを釣り、友人は肩が痛いから休憩やわ!と余裕で何とも羨ましいかぎりです。
実は、この時点で彼はエース級のアジを全て使い果たし、残りは2軍レベルのアジになっていました。
私もこの30分後にようやく初アタリ!!
ゴツゴツとアジが暴れたと思った瞬間竿が一気に持っていかれます。
ノマセ釣りでは絶対に早合わせは禁物です。
本アタリが有っても私は竿で送り込んでから、1.2.3と数えてから合わせを入れます。
これで、スッポ抜けになることはないでしょう。
ゆっくり合わせをいれると、青物独特な暴力的な引きでなかなかパワーがあり、すぐには浮いてきません。
ゆっくりとやり取りをすると周りの人とお祭りの原因になりますので、半ば強引なやり取りで浮かしてきたのは
60級待望のプリップリッメジロ!
よく肥えてたのでパワーもあり、手ごたえ十分な1本でした。
これで、ボーズは無くなったので一安心。
この時間はひと流しでどこかで誰かがメジロをヒットする感じで周りでも同じメジロが上がります。
ここでアピール力があるエース級の元気なアジを投入!
少し流れも落ち着きはじめ底が取りやすくなり、仕掛けを底から少し上げたところで
待っていると、ゴツゴツドーンっと一気に持っていくアタリ!
慌てずしっかりと呑ませてから大きく合わせると同じような引き!
強引に寄せてきたのは先ほどと同じクラスのメジロ!
この後はパタッとだれもアタリがなくなり、朝の時合は終了。
ここで、船長から「アタリも無くなったので移動しまーす」とアナウンス。
20分ほど走ったところは明石海峡の橋桁近くに到着。
船長から「ここはハマチのポイントです。水深40mから28mまでかけあがります」。とアナウンス。
ハマチポイントなのでここではあまり大きいアジを使わずに12前後のアジをエサにします。
ふと、友人イケスのアジを見ていると、
隣の友人のイケスにいるアジはサイズは12前後でもイマイチ元気がなく、私のイケスのアジは同じサイズでも元気なアジでピンピンしています。
移動時は水の循環が無く、しかも大きく揺れるのでアジがどんどん弱っていきます。
ここで、エアポンプが有れば最小のダメージで食い止めることができます。
エアポンプの重要性がはっきりと再認識しました。
投入の際には出来る限りアジにダメージを与える事無く投入することで
しっかりと動き回ってくれるので投入時は細心の注意をはらいましょう。
これが、吉と出て周りではアタリがないなか、私はここで3本の40センチ前後のハマチが釣れました。
アタリも遠くなり、最後にもう一度メジロポイントに移動し、最後の流しで
一番大きいアジを付けて投入。
底についてすぐにアタリ!
ここのメジロは肥えてるだけあってパワーがあります。
最後に釣れたのは60のメジロでようやく友人の3本に並び
私がメジロ3、ハマチ3の合計6本。
友人がメジロ3本と満足な釣行となりました。
まだまだ、楽しめるノマセ釣り!
ぜひ、脂がのったメジロ、ハマチ釣り
みなさんもぜひ、狙ってみてくださいね。
たかぎ ひろゆき