奥の細道鮎街道2018
鮎釣りが大好き、山形県にお住まいで東北地方を中心に精力的に活動、そして釣行されており、当社T&Aの高橋宣之様より、テーマは=昨年度好調河川と今年期待する河川=とし、2017年鮎釣りを振り返ってのご寄稿レポートを頂いております。…是非ご参照下さい。
“月日は百代の過客にして、行き交う年も又旅人なり、” 元禄二年旧暦の三月二十七日
(現在の1989年5月16日)俳聖の松尾芭蕉は門弟曽良を伴い、未だ見ぬ北国への度に出掛けました。
栃木県、那珂川の黒羽地区には5月23日から約2週間滞在しました。
きっと那珂川解禁の頃の若鮎を賞味されたと推測されます。
昨年も静岡の興津川から始まり、狩野川、茨木の久慈川、福島の久慈川、会津大川、
新潟の府屋大川、三面川、山形の全河川、秋田の子吉川、米代川、役内川、桧木内川、岩手の和賀川、青森の赤石川、と東北中心で奥の細道に出て来る河川も含めて釣り歩きました。
その中から昨年も好調で今年も期待できる放流河川と天然河川を数ヶ所紹介しますので、今年は是非訪れてください。
①会津大川(会津非出資漁業協同組合)・・・会津若松市内の高田橋付近は昔、新潟阿賀川の上流で遡上も多く見られたが今では放流専門の河川です。
一昨年は釣り雑誌にも紹介される位、終盤まで大型が竿をしならせてました。昨年も試し釣り、解禁までは好調で今年も?と気期待したのですが、解禁間もなく「記録的短時間大雨」でダム河川の悲しさか大増水が続き、気持ちの良い釣り日が少なくなって終盤を迎えてしまいました。
今年もいつもより釣らせるから!と組合長も意気込んでいますので、今年も天候次第では期待大の河川です。
川鵜被害がものすごく、釣り人も減少したのですが、新たに組合長になった堀内光夫氏が強力なリーダーシップを発揮され、放流鮎は宮城鮎工房産を大量に放流し、解禁後は釣れた分だけ追加放流するという管理釣り堀的な発想と徹底した川鵜対策、組合員が交代で早朝から爆竹で追い払い、特に友釣り専用区へは鵜の姿が見られない感じでした。
オトリ、遊漁証は漁協事務所:会津若松市北会津町三本松字中大川向27
電話0242-56-4388
会津非出資漁業協同組合
②最上川水系 銅山川
霊峰月山に源を発し、今年、日本一の積雪を記録した「肘折温泉」を通って最上川に合流する銅山川は流程は短いが水量豊富な河川です。
昨年の解禁では束釣りもかなりいました。
昨年は遡上が早く、小国川などは上流部が良かったが流程が短いので今年も解禁は狙い目です。
たかはし のぶゆき
…ご寄稿ありがとうございました。
2018年に向けて待ち遠しい鮎レポートありがとうございます。皆様も東北ではレポートを参考に愉しい鮎釣りを楽しめるように願っております。良い釣りを!(開発部 高木)