師崎港にてチヌ釣り
2018/12/04 カテゴリ:
波止釣/その他
身近な波止釣りを目一杯楽しまれる名人。当社T&Aの中村輝夫氏より、今回は師崎港に釣行。
是非ご参照下さい。
釣行日:平成30年11月
場所:師崎港
渡船:- TEL:-
対象魚:チヌ 天候/波/潮:-/-/-
釣果:チヌ3枚
タックル:(ロッド)ZEROSUM 磯 弾 CIM 1号500
釣行記
朝の冷え込みがきつい11月も終盤。私にとっては11月最後の休みだけにここ一発クロダイ良型の姿をと思い篠島釣行を考えていたのですが、なんと天気予報では北西の風6~7mと強く吹くとの予報。とりあえず午前6時定期船乗り場に来たのはいいのですが、釣り人も単発。やはり風の影響が効いているのでしょう。
切符を買えば行かなくてはならないのですが、沖を見ると白波が・・・仕方がない!諦める事にして外に出ちゃいました。師崎港と言えばいつものポイントで竿を出そうと直行しました。
遠目で1人フカセ釣りの先釣者がいたのですがやや左寄りに釣り座を構えていたのでその右側に釣り座を決め、コマセ作りに精を出そう。
台船が無くなってから約2ヶ月を過ぎようとしている。さすがにチヌはそこには居ないだろうと想像してはいるが、ひょっとしてと考えてしまうが果たしてどうなるのだろうか?それより北西の風7mはきつい。チヌが釣れる所はみな風には弱い所ばかりが多く悲しいものです。
何を考えても自然には勝てないのでここ師崎港で頑張るしかない様だ。コマセが出来上がったところで、ZEROSUM 磯 弾 CIM 1号500のお出ましとなりました。
さてタナ合わせも終わったところで、付けエサを付けダンゴを15回程ニギニギ。20m沖をポイントとして投入です。
お隣さんのフカセ釣り師はアタリは出てるものの、アジ、フグに悩まされているようだ。ダンゴ釣りもフグにだけは何ともならないが、
心の奥底から声が・・・隣でフカセをしてもらっているので、フグ君はそちらに移動してもらえてるようで、ダンゴに反応してこないのでシメシメ!と心の悪魔が笑っていた。
さて本題に戻ろう。ウキトップの先が目印3ヶ分が見えているだけで調整してあるのでダンゴが割れるにつれゆっくりとそのトップが海面から顔を出す予定だ。予定通り1分後ゆっくりトップが出て来た。そして調整した赤色のトップが出たら底トントンという事になっているのだ。この方法をしばらく続け様子を見ながら、ハワセを入れるか、底を切るかを調整すればよい。
するとどうだ!ダンゴが切れた途端アタリが出たのだ。驚きもあった為と竿を竿受けに置いていたのもあり反応がワンテンポもツーテンポも遅れてしまい空振りに終わってしまった。あ~~!やっちまった!当然エサは完全に喰われていた。何のアタリだったのだろうか?、今度こそはとすぐにダンゴを握り投入。
1~2分後、トップが赤い所に来た時だ、またしてもスーッと消えて行くウキ。今度は、竿を持っていたのでそのまま大きくアワセを入れるとしっかり針掛りだ。パワフルな引き込みが竿を伝わってくるが、ドラグを鳴らすような獲物ではない。だが引きを楽しみながら浮かせに入ると、なんと本命のチヌ君がしっかり針をくわえていた。23㎝小型ながらさすがに秋チヌだけあってパワーがある。結構楽しめれましたね。
釣れないと思っていただけに嬉しい姿を見れたので気分も最高になり手返しもスムーズに動きます。
さぁ~~!もう一枚来なさい。で投入。されど自然は気まぐれです。二匹目がこれまた来ません。とうとう4時間が過ぎてしまいました。
スミイチで終了の気配の中なんとアタリが出たのです。不意打ちのアタリなのでスカを引いたと思ったのですがなんとしっかり針掛りしています。なんとか同サイズのチンタクラスがあがりました。型はもちろん小さいですがチヌに間違いありません。
そしてまたしても無反応・・・・あっ!もうコマセがありません後2投程で終了してしまいます。大切な1投を投入しました。さぁ~!アタリよ出なさいと願った瞬間、そのアタリが出ました。ウキがスーッと沈んだ時この時を待っていたかのように大アワセを入れるとガツンと響く強い引き込みに変わったのでした。
ボラの引き込みか、もしくはチヌか?ゆっくり引きを楽しみながら浮かせると、やりましたチヌです。それも良型??
2枚が小さかったのでそれより大きいと良型に見えてしまったようです。情けなやぁ~!上がったチヌ金は28㎝これも毛の生えたチンタ君でしたね。
さぁ~最後の1投です。もう一尾来いと願い投入。プチ!ドボ~~ン!アチャァ~~スプールレバーが上げていなかったぁ~~!呆然
ハイハイ!これにて終了です。さっさと遊ばせてもらった堤防を海水で綺麗に流して納竿としました。
なかむら てるお
…ご寄稿ありがとうございました。
暴風の中でも釣果を上げるのはお見事です。
また、リベンジ釣果情報おまちしております。
(開発部 竹村)