鹿児島県 宇治群島でグレ快釣!
熊本県在住の浦崎嘉晴様より、鹿児島県宇治群島に1泊2日で釣行、口太グレの数釣りを堪能出来ましたとの釣行記をご寄稿頂きましたので掲載させて頂きます。 是非ご参照下さい。
釣行日:平成22年3月1314日 釣行場所:鹿児島県 宇治群島 渡船データー:Free Style翔 TEL0996-29-3821 URL:http://freestyle-syo.blog.so-net.ne.jp/ 出航地:串木野旧港 渡船料:宇治群島 13,000円(一泊:20,000円) 潮:中潮 満潮06:27(214cm)/18:08(214cm) 干潮00:02(46cm) 釣果:口太グレ35-42cm 25枚 ポイント:ツインバード2 タックル:(竿)ゼロサム磯 弾1.25号500
釣行記:宇治群島は薩摩半島の西約80kmに位置し、宇治島と宇治向島、そして周辺の小島で構成されており、周辺は岩礁帯に囲まれて、釣り師にとってはたまらない絶景を作り出しています。東シナ海を流れる潮流のど真ん中に位置することから周辺は複雑な潮流がクロのみならずも多くの魚種へ恩恵を育み、多くのジャンルの釣り師の夢を叶えてくれるフィールドです。特に上物では良型尾長が出ることでも知られ、口太に関しては3540cmクラスの数釣りにも定評があります。 当日は一泊二日で釣行しましたが、シケの為に風裏となるビロウ湾の一番奥に位置する「ツインバード2」というポイントで口太の数釣りを堪能することが出来ました。このポイントはビロウ湾の一番奥に位置するポイントであり、潮の流れも緩やかで口太場という雰囲気の磯ですが、夜には尾長も狙える船長おススメのポイントです。 瀬代わり後に休憩をとって16時頃から夕マズメに絞って狙うことにしました。口太がメインターゲットということでロッドはゼロサム弾1.2550を使用することにしました。このロッドは軽量で操作性が良く、穂先は繊細でありながら胴にはヒットした魚をグイグイと寄せてくるパワーを持っており口太メインにプラス中型尾長がヒットする様なシチュエーションのポイントには持ってこいの1本です。 15分程マキエを撒いているとチラホラとクロの姿が見え始めてきて竿1本くらいのタナにかなりの数のクロがいることが確認出来ます。湾奥でベタ凪であり微妙なアタリもキャッチ出来る様に小型棒ウキ(B3B)を使った半誘導で狙うことにしました。 早速、3ヒロのタナで狙ってみると仕掛けが馴染んでしばらくするとウキがわずかに入っていきますが、すぐに戻ってきます。仕掛けを回収してツケエの様子を見てみると吸い潰された様な感じでありクロが口にしたということが一目瞭然。クロは竿1本くらいのタナで群れているところを見ると食い上がってからすぐに下に潜っていると思われます。この様な状況ではクロの活性は比較的高く、もっとも数釣りが狙える状況です。こまめに変化する食ってくるタナを変えながら探っていくと待望のアタリがあり、合わせを入れると元気良く突っ込んで魚も必死に抵抗します。しかし、「弾」の前では無駄な抵抗で35番でしっかりと吸収してしまい主導権を魚に譲らせず、竿自体の反発力で勝手に浮かせてくるパワーは離島の昼釣りでも十分に信頼が置けます。水面を割ってきたのは38cmの口太でした。手返し早く狙いたいのでこのクラスであれば、タモ入れせずに抜き上げますがバットの強さにも信頼が置け、躊躇することなく抜き上げられるのも魅力です。その後も同パターンでコンスタントにヒットし、薄暗くなるまでの2時間程で3542cmの口太を20枚、翌朝は時化てくる為に早回収ということで30分の竿出しとなりましたが5枚の口太をゲットすることが出来ました。 さて、宇治群島の口太はしばらく腹パンパンの固体がメインで釣れ続くということですが、尾長についてはシーズンに入ったばかりであり、これからとのことです。また、これから水温が上がってくるにしたがって鷹島や津倉が面白くなってくるとのことでこれから益々、目が離せません。昼釣りには「弾」、夜釣りには「尾長Type」と状況に応じたロッドをセレクトして思う存分離島の釣りを楽しんでもらえればと思います。 うらさきよしはる …ご寄稿ありがとうございました。当社ゼロサムシリーズをお気に入り頂いております事、誠にありがとうございます。ロッドのインプレを含んで頂いておりましたので、皆様のご参考になれば嬉しく思います。 暖かくなってまいりましたね。皆様も良い釣りを!! |