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南伊豆釣行

2010/02/02 カテゴリ: 磯釣釣行記

白澤テスターより、伊豆釣行でのプチ大会、釣行レポートが届いております。是非ご参照下さい。

釣行日:平成22年1月31日

釣行場所:南伊豆 大瀬崎 牛ケ瀬

渡船:倉の下 TEL0558-65-0167

釣果:口太グレ34cm、44cm 2尾

タックル:(竿)仮名)ゼロサム磯ライト プロトタイプ500

(ライン)デュエルテストライン1.5号 ハリス1.25号(ウキ)タイドマスター流巧M/00(ハリ)Tアブミ1号(その他)ガンダマG6

釣行記:昨年の7月以来の伊豆釣行は、大瀬崎でした。今回は青田テスターをはじめ、クラブメンバーなど15名で、宇崎日新から新発売されたイングラムを賭けてのプチ大会となりました。

ここ大瀬崎は、西にも北東にも強くて渡礁率も非常に高く、水深もあり、海底の起状にも富み非常に魚影の濃い釣り場です。

超一級ポイントの牛ケ瀬とオン根、そして勘太郎へと分かれて渡礁し、私は牛ケ瀬で先客が入っていたため、灘寄りのポイントへと場所を決めました。水温は一昨日から1℃低下して13.4℃と、何もしなければオデコ確実な水温の上、潮は激澄み状態です。

この日使用したロッドはゼロサムシリーズのNEWプロトですが、実に軽い、まるでワリバシ感覚のように軽快に操作できる上、バットは強そうな仕上がりです。

この日の潮況から、食い渋りのグレがエサをくわえた瞬間しか勝機がないと判断し、軽い細軸の小バリにオキアミのムキミを使って、口当たり

釣法でグレが居付きそうな根の際を、オキアミと同じ沈下速度で丁寧に探っていきます。角度の緩やかな弧をラインで描いて潮がゆっくりと動き出した瞬間に、わずかに伝わるアタリで合わせを入れるとかなりの重量感、プロトロッドを信じて究極のカーブを描かせて二つの浅根をダイブさせて無事の取り込み成功、このグレは44cmの納得サイズでした。

驚くべき感度、底知れぬ秘めたパワー、そして比べるべくもない軽さ、これだけのロッドを開発できるスタッフに脱帽です。

あまりにも激しい根で釣り上げたあとラインを点検してみましたが、1.25号のハリスは2ケ所で傷が入っており、それをいたわって余りある弾力には驚きました。まさに粘強銚子のDNAを受け継いだ名作となりそうな予感です。この後、34cmのグレを追加してストップフィッシングとなりましたが、食いが渋くなればなるほどタックルの性能が必要になることを実感させられました。

44cmのグレを釣らせて頂いたおかげで、プチ大会を優勝させて頂くことができました。楽しく語り合え、そして励まし会える仲間、そして豊潤な恵みをもたらしてくれる海に感謝です。

さて、ただ今寒グレシーズンの真っ直中ですが、伊豆諸島を流れる黒潮の影響で水温が微妙に上下します。南伊豆の傾向としては、冬は上り潮、春は下り潮の傾向が強いように思います。現在の水温は、過去の推移から見ても最低ラインですから、安定すればさらに大物が仕留められるのではないでしょうか?ちなみに、昨年は14℃台から15℃台に上昇した2月初旬に数多くの大物が仕留められましたので、これからが本番となります。

詳しいポイントの紹介などは、ハローフィッシング次月号にて掲載させて頂きますので是非ご覧になって下さい。

テスター しらさわまさき

…ご寄稿ありがとうございました。今年も2月を迎えフィッシングショーの季節です。本年は当社も大阪ショーに出展を致します。この機会に当社のロッドを知って頂きたく思いますので、是非是非!ブースにお立ち寄り下さい。