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日間賀島波止でのクロダイ釣り大会

2009/07/22 カテゴリ: 大会報告波止釣/その他

レポート:私の所属する日間賀島波止釣友会の第7回「クロダイ釣り大会」が、7月12日に、日間賀島西港一帯で行われました。今年こそはと、意気込んでみたものの果たしてその結果は?

当日の天気予報は、曇り一時雨、とのことだったのでしたが、実際はものすごい暑い日となってきたんです。潮の時間も、満潮午前8時チョイ過ぎ。こんな良い潮時の、大会は初のこと。いい釣果が期待できると言うものです!?

さて、当日午前5時30分、日間賀島波止釣友メンバーがヤンマー前(愛知県新師崎)に総勢21名が集まったんです。誰が優勝してもいいほどの腕前の持ち主達。もちろん私も含めますよ。この大会前に練習釣行にきた時も必ずクロダイを仕留めています。そう、この私でさえも来るたび釣果はあったのだから・・・?

午前6時に迎えの海上タクシー「いそなぎ」に乗り込み決戦の釣り場、西港に向かったんです・・・が、いかんせん本日は、日曜日で、泊まりのお客(釣り人)が、堤防を占拠している程に多いんです。

「会長どうします?」の会員の声にもめげず、「こんな状況の中でクロダイを釣り上げてこそ、日間賀島波止釣友会のメンバーと、呼べるんです。ですから実行します。」で受付を行い、大会注意事項を済ませると、会員はタックル準備に入りスタートの合図を待っています。私が合図を行うと、各ポイントへ、走る人もいれば、「慌てない、慌てない」と言いつつ、受付のすぐそばから竿を出す会員もいます。釣り人と、釣り人の狭い間に落とし込まなければならない状況ですが、会員みな同じ条件なのです。ここで、1尾釣るとプレッシャーを掛けられるから早めに釣りたいのですが・・・・天は、我を見捨てた。なんと赤堤先端で竿を出していた、丸山さんが早くも竿を曲げているではないですか。早速のクロダイ登場で、他の釣り人も度肝を抜かれていることでしょう。私はプレッシャーを与える方に願っていたのに・・・反対にプレッシャーを掛けられる方に一変してしまいました。

エサはカラス貝の1枚掛けと教えてもらったんですが、私はカラス貝のダンゴだったので、同じ1枚掛けで再度落とし込んでみます。しかし、1時間たったのですが、中々アタリは出ません、するとまた、1名の会員が、釣ったよの連絡が入ったんです。その、数分後、また、釣りあげたとの連絡、あぁ!連絡を受けるばかりで集中できない中、そんな時、とうとう、私の目印が、動いたんですね、アタリだ!!すかさずアワセを入れると、ギューンと、クロダイの引きが輝鱗に伝わったョッシャー!!ヤリーと、いい引きで、回りの視線を浴びています。ここまでは、良かったのですが・・・・なんとクロダイは穴の中に入ってしまったのです。狭いすきまでのアワセだったからかクロダイを穴ににげ込ませる時間を与えてしまったのでしょう・・・・時間をかけて出そうとするんですが全く歯が立ちません、奥へ奥へと、入り込まれていくんです。そして、解っていた事が起こってしまった。(ハリス切れ)この時点で、優勝カップの糸も集中力も切れてしまった。

その後納竿の時間までアタリなし。今年はボーズで、終了しのだ。ただ、今年の日間賀島でのクロダイは40弱が、多いようで大物より先にこのサイズが喰ってくるのではないだろうか?だが、クロダイ釣りも本番はまだまだこれから、50アップも飛び出すだろう。

さて、大会上位結果は、次の通り。実寸計測25以下のクロダイは釣れても全てリリースでの結果です。

優勝 竹内 勝秀 37.5/2位 丸山 忠史 36.5/3位 竹内 正一 27.5

尚、大会終了後、会員全員で、西港周りの清掃活動に汗を流しました。釣り人のマナーの悪さから、堤防を閉鎖した所もあると聞きます。日間賀島は、そんな事のないように釣りに来た人は、最低限のマナーだけは守ってもらいたい。ゴミは持ち帰りましょう。(煙草の吸殻も同じ)

テスター なかむらてるお

…ご寄稿ありがとうございました。今年も本格的に暑くなってきました。日射病、熱射病、お身体には充分にお気をつけて、良い釣りをお楽しみ下さい。身近な波止釣りを目一杯楽しまれる名人!?中村テスターより日間賀島西港一帯で開催されました、クラブチヌ釣り大会、清掃活動の模様のレポートが届いております。是非ご参照下さい。