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鮎釣行「日本海天然遡上河川」

2011/10/18 カテゴリ: 淡水釣行記

狩野川、興津川、がホームグラウンド。千葉県在住の鮎大好き!牧野克幸様よりご寄稿頂きました…是非!!ご参照下さい。


釣行日:平成23年9月17~18日

釣行場所:富山県朝日町、小川 対象魚:鮎

タックル:(竿)トップロード競技鮎GX早瀬抜9008

(水中糸)パワードビップ0.175号(ハリ)マルト妖狐 6.5号四本錨/マルト舞狐 7.0号四本錨


釣行記:最後の東北米代川、大鮎との勝負と考えていましたが、台風による河川状況の悪化の為、日本海天然遡上河川への釣行と変更に成り、目指すは富山県朝日町、小川へ行ってきました。

小川の状況は全く不明、どうなる事やらの釣行です。


この川には56年ほど前によく通いました、遡上量豊富でいつでも大量水揚げ良い思い出の、大好きな河川です、着いて早々と川見です、この川見が大切です、鮎の多さや、着き場、石垢の状況と今日の釣りを組み立て、考えるのに欠かせない事です、その結果、漁協事務所下流に入川することに決定。


時間はゆっくり目の9時です、入ってまず水温の確認、18.2度少し低め、まだ厳しいかなの状況です、セオリー通りに朝は瀬から攻めていきました。

しかし音沙汰無し、ビリともきません、こらいかんと思い直ぐに移動、分流のチャラ瀬、深瀬、流れの緩いトロ瀬と殆どの所に竿を入れましたが全くの反応無、こら魚はいないのかなと思う程です、川見で鮎の確認は致しましたけれどダメなんです。


時間は11時を回った所です、本線の瀬落ち、やや水深の有る深瀬で対岸の草むらの前を、ギリギリまで囮を押し込んでの止め泳がせ、目印が下に流れます、待望の本日初当たり、15の野鮎をゲットです。

長かった沈黙、辛抱はつらいです、もっと釣れる川だったと思いながら、次の獲物を狙います、がしかしまたも長い沈黙、お昼の鐘が成りました、それと同時にいきなりの当たり、小さい12が掛りました、それを囮にすると何と8連ちゃん、どこにこんな鮎がいたんだろうかと不思議な思い、でもこれが100%天然遡上河川です、時間とともに下流から鮎が差してくるんです、海まではわずか60m程の所です、カモメも飛んでます、鮎が足元をバンバン登って行きます、これから爆釣の予感、早々とお昼を済ませ、午後は橋上の長い瀬で勝負です。


瀬脇より囮を入れると、ズバーンと目印をひったくる強い当たり、型は15程度ですが、すばらしーい!ナイスファイト!!どこに入れても掛ります、やっぱり日本海天然遡上河川はこうでなくては、殆ど出し掛り、入れ掛り、連戦連発楽しいひと時を過ごせます、流芯で掛るサイズは18とグッドサイズ申し分有りません、やはり天然遡上は当たり、引き、魚体の綺麗さは素晴らしいものが有ります、これぞ鮎釣り、充分に堪能させて頂きました、御馳走様です。


しかし4時近く成ると鮎の追いも弱くなってきます、水温の低下や潮の干満等もかなり影響するのでは、もう秋はすぐそこなんですね、4時に終了です。


本日のタックルは、トップロード競技鮎GX早瀬90にナイロン糸の0.175号。このロッドは万能選手で、ナイロン糸との相性もバッチリ!泳がせ、瀬での引泳がせ、チャラ瀬と、どんな釣法、ポイントでもこなしてしまう、オールラウンダーの魔法のロッド、今年は本当にお世話に成っております、解禁より終盤まで、残り少ない鮎シーズンですが、まだまだこの相棒に頑張ってもらいますよ!!


本日の釣果…1218 43尾

ちょっと少ない、もう少し釣りたかったなー、でも楽しかった。


まきの かつゆき

…ご寄稿ありがとうございました。天然遡上河川での数釣り楽しそうです。シーズンもほぼ終了ですが、来年の鮎シーズンも今から楽しみですね。皆様も良い釣りを!!(開発部 T)