磯釣釣行記「三宅島、久々の三本岳で釣りとなりました。」
巨魚のメッカ三宅島にて渡船/民宿「夕景」を経営されており、釣りの出来ない天候以外は海に出ておられると言っても過言ではない、当社アドバイザー沖山勝彦氏より釣行記がとどいております。是非ご参照下さい。
場所:三宅島 三本岳間の根
釣果:尾長グレ51.7cm他多数 石鯛
タックル:(ロッド)ゼロサム磯尾長タイプ/尾長用パワー500プロトタイプ
(リール)BBXハイパーフォース4000D(5000スプール装着)(ライン)フロロカーボン4.8号(ハリス)サンラインハード8号(ハリ)ジーク6号
釣行記:季節風が吹き荒れる三宅島。この日は1月8日以来の三本岳渡船でした。水温は16度。本命は「マカド根」のシマアジ狙いでしたが前日までの時化によるウネリで断念しました。
三本岳は沖合から急激にせりあがっている地形のため、風向きの変化に非常に弱く、すぐに大きなウネリが立ちます。この日は結局、他宿が「青根」、夕景は「間の根」に別れて渡船することとなりました。
釣り開始当初は青根との水道を流れる激流に仕掛けを流す本流釣り。しかし水温低下のせいか餌が取られません。
数時間粘っては見たものの結局釣果はなし。大根向きのワンドに移動しました。
既にお客さんが50級の尾長メジナを多数釣っており、自分はそこから5メートル程度離れたチャカ場で竿を出しました。
沖目に仕掛けを投入すると対岸から押し寄せてくる大きなサラシに仕掛けが取られて釣りにならないため、磯際釣りに専念。強風のためナイロンラインでは仕掛けを落ち着けることが難しいため、予備で持って行ったフロロカーボンのラインに交換。
これが正解で磯際にピッタリと張り付いた仕掛けが立ての流れに吸い込まれるとラインがひったくられます。
こうして最大51.7までの尾長メジナを仕留めることに成功し、餌が残る時間帯に深めに入れた仕掛けには写真の石鯛が食ってきました。
これから春に向けて徐々に渡船率も上がり、大型の尾長メジナが数多く姿を現すシーズンになります。竿の耐久性や1日を通しての使用感など充実したテストが行えますね。
おきやまかつひこ
…ご寄稿ありがとうございます。三宅島のポテンシャルの高さを活かして日々の試釣ありがとうございます。皆様の信頼を裏切らないロッドを作成出来る様、頑張りますね。はたして完成を迎えられるか?ご期待下さい。(開発部 T)
「民宿夕景」のホームページには羨ましいばかりの釣果と民宿、渡船の紹介、釣況などなど…三宅島の情報が豊富に掲載!下記が、HPアドレスとなっておりますので、是非ご参考下さい。