釣行記「広島県大崎上島町で快釣!」
広島県在住で釣りが大好き!当社ロッドをご愛用、ご応援頂いております松村様より、例年頂いている恒例の大崎上島での釣行記を寄稿頂きましたので掲載させて頂きます。是非ご参照下さい。
釣行日:平成25年1月1920日夜釣
場所::広島県大崎上島町
渡船:- TEL:-
対象魚:グレ 天候/波/潮:-/-/-
釣果:グレ 3548cm
タックル:(ロッド)ゼロサム磯 競技 TYPE5005
(リール)インパルトα競技(ライン)東亜ストリング パワードリーム磯1.75号(ハリス)東亜ストリング エクシード1.75号(ハリ)オーナー ウルトラ競技チヌ3号(ウキ)釣研 シャイニング1.5号(エサ)-
ここは昨年に63センチに真鯛が出た場所【参考:昨年釣行記】だが、今年はどうだろうか・・・・・。
潮は下げの良い時は右に流れ、ダメな時は沖からななめに当ててくる。
仕掛けを作りながら、マキエを入れる。
マキエを入れると、マキエは沖からななめに当ててくる・・・・・・
これはダメな潮
ぜったい右流れになると信じて、潮が変わるのを待ちながらの釣りになる。
今回の仕掛けは、竿は取り回しが良く、潮がゆっくり流れ、また足場がいいので、あまり強い竿を使う必要がないため、ゼロサム磯競技TYPE5005をチョイスし、上げ潮になって、流れが強くなれば、ゼロサム磯 弾1.25号や1.5号にチェンジするつもりだった。
そうして釣りを始めると、少しずつ流れが変わりだす。当て潮がゆるくなってきたようなので、いっきにマキエの量を増やす。
そうして、仕掛けを投入して、流れに乗せて流す。引き戻して、すっとはなす。
仕掛けはオモリから下がふけて、サシエがふわりと落ちる事をイメージしながら釣りをする。
…すると、ウキ止め糸がスーッと進んで行き、シモリ玉まで来た時にそのまま仕掛けが少し沈み…・フッと浮き上がり、再度沈むと、スピードを上げて一気に!!消えた!
よし 1匹目! スッとアワセを入れると、思ったよりグイグイ来る。グッと ガンガン引くが、ゼロサム競技がこれを受け止め、難なく魚を浮かせてくる…と、なんと赤い!大きさは42、3センチか?
ゼロサム磯玉でサッとタモ入れると痩せているが検寸すると45センチの真鯛
昨年も同じ場所で真鯛が釣れ、2年連続で初釣りで真鯛とはとても運がいい。ストリンガーにつるし、マキエをドカ撒きし2匹目を狙うと…またスルスルとウキが消える!!!!!
来たっ! グッとアワセを入れると、引きは弱いが、グイグイ、ゴクンと引く、ロッドのパワーで一気に寄せると35、6センチのチヌを続けてget!
同じ流しで、続けて5匹のゲット!
しかし、その頃から型が小さくなります。25.6センチのチヌが釣れ、7匹釣った後は少し気持ちが切れてしまった。
油断してると、ちゅん!!!! っとウキが消える。バタバタとした引き、サバかアジか?
左右に逃げるのでサバと判断、25センチぐらいのサバ・・・・・リリース
次も、っちゅん!!!!!とウキが消える。先ほどとは違う引き、コクンコクンと来るが、やたら左右には逃げない、水面に浮かせるといいサイズのアジ! 30センチぐらい?
続けて同じ流しでまたアジ! これも30センチある!!!!!
潮は右流れがさらにゆるくなり、今にも止まりそう…
流れが変わると一発の可能性があるが、数が出なくなる。
マキエをドカ打ちして、仕掛けを投入、追い討ちを入れ、ゆっくりした流れに乗せる・・・・・。
引き戻して、潮に乗せて同じコースを流すと、ウキがスッと少し沈んでフッと戻る・・・・・。
再度スッと沈んで、流れとは逆方向にスススッ・・・・と・・・・・。
チョンとアワセを入れベールを戻す。
竿でグッとタメるが、動かない・・・・・ 逆に相手がグイグイ引き出した!
負けてなるかと竿を起こすが、相手もさらなるパワーで沖へ沖へ逃げようとする。
フッと一瞬浮いたカンジがしたが、そこから更に引く引く! ガンガンと持って行く!
体制を立て直すためにレバーでラインを出して竿の角度をキープ、引きを耐えるとやっと観念して上がってきた。
バシャバシャと水面で暴れるが、タモでget!検寸すると、暴れたわりには大きくなく、43センチのチヌでした。
この一匹で流れが変わり左流れになったが、この日は潮にパンチがなく、上げ潮の潮止まりまでにもう3匹チヌを追加しただけだった。
夜釣りは視界がきかず 昼の釣りより危険度が多い、勝負は一気に決める必要性があるが、楽しみたいとも思う。規格外のエモノが出るタイミングや場所ではないかぎり、ギリギリの所で勝負をしてみたいと考えるのは間違いか?ゼロサム磯競技は、細身のわりにはパワーがあり、なおかつ別売のバランサーを取り付けることによってより持ち重りも軽減され、取り回しが非常にラクなので長時間の釣りをしても疲れが少ないと感じます。
夜釣りに少し頼りないかと感じるかも知れませんが、使ってみると感覚が少し違います。私は今回の釣果がそれを物語っていると思いました。
本格的なのっこみのシーズンはまだ先ですが、極寒期でもチヌが出るポイントはあると思います。長時間の集中に寒さが加わりポイントに立ち続けるのも辛いシーズンですが、重量のある寒チヌの引きを味わわれてはどうでしょうか?もちろん相棒はゼロサムで!!
余談ですが、チヌは大きいものを3匹持って帰りました。皮と身の間に適度に脂がのっていて、焼き切り、刺身などで食べましたが旨かったです。双子の1歳の息子たちも薄味で仕上げたものをギャーギャー言いながら食べておりました。うまかったようです。
まつむら なおき
…ご寄稿ありがとうございます。例年の大崎での快釣おめでとうございます。釣りキチの父を持った1歳の双子の子供さんの将来もとても楽しみですね!?皆様も良い釣りを!(開発部 T)