磯釣釣行記「熊本県天草高浜 弾X4で良型グレ狙い」
熊本県在住、釣りが大好きで磯釣り、チヌ釣をメインに四季に応じた釣りを積極的に楽しんでおられ、若手ながらも幅広く活動されておられます当社アドバイザー浦崎嘉晴氏より、弾x4を使用しての良型グレ狙いでの釣行レポートを頂いております。…是非ご参照下さい。
釣行日:平成25年1月31日
釣行場所:熊本県天草市高浜 平瀬→小ヶ瀬のモト瀬
渡船:- TEL:-
対象魚:グレ 天候/波/潮:-/-/-
釣果:グレ48.5cm チヌ48cm
タックル:(竿)ゼロサム磯 弾X4 TYPE5305
(リール)2500番(ライン)釣研フリックッションゼロ(ハリス)釣研 ゼロα 2号(ハリ)元輝グレ 6号(ウキ)ジャイロ-N B(エサ)-
釣行記:こんにちは、アドバイザーの浦崎です。今年の1月は天気の周期が速く予定を立てても時化が重なり思うように竿出しが出来なかった方も多かったのではないでしょうか。
さて私の地元である熊本県天草市高浜では12月から寒グロが開幕し好調だったようですが、1月下旬からは数は出ていません、しかし50cmを超える特大の口太がポツポツと当たってきているようです。1月31日は冬季としては珍しい南東の風でベタ凪となり、休みも重なったということで早速、釣行してみることにしました。
当日の当番瀬は九衛門・北の瀬と1級ポイントでしたがジャンケンで負けてしまい渡礁ならず。10時からフリーとなる沖磯狙いで港をでてすぐの平瀬へ渡礁です。しかし、地寄りの磯でも沖磯に負けない釣果が期待出来るのも高浜・大江一帯の磯の魅力です。
私がポイントに選んだ釣り座は南西向きの釣り座で右から流れてくる潮と後方から流れてくる潮の合流点となり左前方に潮目がいくつも出来ており付近を重点的に狙うことにしました。
マキエが効いてきた頃にウキのトップがぶれるような当たりの後に少し待つとラインを引っ手繰っていく当たり!合わせを入れると沖に走ることから頭の中は??でしたが浮かせてみて納得。30cmのメイタです。いつもはかなりの数が湧いている手の平足裏サイズの尾長がいないことからチヌの活性が高いようです。
同ポイントを続けて狙うと早速、当たりがあり、合わせを入れるとまずまずの重量感で沖に走り出します。しかし、弾X4のパワーの前に怖じ気付いたのか8の字を描くように浮いてきたのは48cmのチヌ。
その後40cmのチヌ、口太を追加して念願の沖磯への瀬代わりです。
降りた磯は小ヶ瀬(モト瀬)でこのポイントは数こそは出にくいが一発大物に期待が出来るポイント。早速、釣り始めてみるもキビナゴがいる程度でその他の魚の気配すらなく、餌も取られない状態。色々と試してみますが、深く仕掛けを入れるとガラカブやスズメダイが食ってくる程度と我慢の釣りが強いられます。そうこうしているうちに、潮が変わるも状況は変わらず、16時頃なると足元から沖へわずかに払い出す潮とカブリとの水道を流れる潮の合流点付近にヨレが出来ており付近を重点的に狙うことにしました。
ウキ下竿1本で狙っているとトップがわずかに振れる当たりがありますが食い込まず。すぐに回収してウキ下が深すぎると判断。25cm程度浅くして再度狙ってみると仕掛けが馴染むとウキが一気に引き込まれる!!と同時合わせを入れるとかなりの重量感で良型のようです。瀬に比較的近い場所で掛けたことから瀬ズレの心配もされましたが、しっかりと魚を止めて持ち前の反発力で暴れさせずに浮かせてくれるところは、弾のDNAをしっかり継承しているのを感じ取れます。空気を吸わせたところでV2の玉の柄でフィニッシュ。目標の50cmには及ばなかったものの48.5cm、2.1kgと丸々とした口太!
粘って仕留めた一匹だけに喜びも格別です。
しかし、当たりはそれっきり(泣)。目標としていた50cmオーバーは次回持ち越しということで納干としました。
今後、天草高浜の沖磯では当たりは少なくなっていくものの不意に食ってくる大型は健在。数釣りはもちろん、不意の一発も安心して仕留めさせてくれる弾X4Typeは私には欠かせません。
また、地寄りの磯ではチヌの当たりが多くなりますが、60cmに近いデカバンの年無しの確率も高く、数は少なくなりますが40cm超の口太も混じることから弾V2の1号をセレクトすると楽しめると思います。
天草一帯のクロもようやく白子を出す固体も見られはじめシーズン本番のようです。気温の変化も激しいことから体調には気をつけられて寒グロシーズンを満喫して下さい。
アドバイザーうらさきよしはる