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磯釣釣行記「長崎県上五島遠征釣行記 弾X4」

2013/05/20 カテゴリ: 磯釣釣行記

多彩な釣り物を狙い精力的に釣りに行っておられます白澤テスターより、今回は磯!今回は昨年につづき五島列島、上五島への遠征釣行記!!弾x4を使用されての釣行レポートとなりますので。ロッドのご参考にもなれば…是非ご参照下さい。


釣行日:平成25年5月19日

場所:長崎県上五島 白瀬 小白瀬ハナレ

渡船:浜本フィッシングセンター TEL:0950-27-1032 対象魚:メジナ 天候/波/潮:-/-/-

釣果:尾長メジナ38、39cm2尾 口太メジナ44cm1尾

タックル:(ロッド)ゼロサム磯 弾X4  TYPE 5005 /ゼロサム磯 弾IM V2 2号500

(リール)レバー付き 2500-3000番(ライン)ハードコア磯2号~2.5号(ハリス)パワーカーボン1.75号~2.5号(ハリ)-(ウキ)ウェーブマスターM/0~ML/0(エサ)-


釣行記:こんにちはテスターの白澤です。昨年、尾長グレの50オーバーを始め、マダイやイサキなど初夏の磯を堪能した、長崎県上五島の白瀬灯台へ再び渡礁しました。今回のメンバーには、当ホームページでお馴染みの釣友、牧野氏も加わり5名でのパーティです。牧野氏は、GWにはレポートも書かれていた、式根島にも遠征、これからは6月上旬に日本海のマダイの聖地である粟島へと遠征予定とのこと、精力的な方ですね!

今回の上五島の小値賀島の西へ約15kmの沖合にある周囲500mの岩礁で、白瀬との間に点在する帆揚瀬、倉島、平島、沖黒瀬、美良島は、磯釣師なら一度は渡礁してみたい超一級磯がズラリ!さらに、好機であるシーズンには季節風で殆ど釣人を寄せ付けないと言う、まさに絶海の孤礁は、どの瀬も魚影の濃さは驚くばかりです。その中でも、特に尾長グレの大物が狙える白瀬はまさに憧れの瀬です。北東の風が強く吹いていましたが、船長の判断で、通し釣りに特に問題はなさそうとの事で、私と大阪の友人は、小白瀬の西のハナレ、弟子の中田氏と牧野氏は四帖半といわれるポイント、九州の友人は小白瀬へと上礁して、18時頃に釣りを開始しました。


今回は、ヒラマサも多く回遊する海域なので、ルアーゲームのタックルも持ち込んでの遠征です。まずは、ヒラマサタックルから準備、70gから110gまでのジグとダイビングペンシルを準備して、まずはジグを投入、100m遠投すると、水深は40mを越える深さで、ワンピッチでジャークすると、なんと3投目にゴンッ!!!と強烈なバイト、しかし途中でフックアウト、日没直後には、ジグのフォールでスプールから一気に30mもラインを引っ張り出すようなバイト!



手前の根際で強烈な突っ込みを交わして浮かせたのは、80cmクラスのヒラマサでした。しかしアシストフックがタモに掛かり、無惨にもランディング寸前でフックアウト↓となりました。


さて、翌朝は気を取り直して、白瀬のデカバン尾長狙いですが、小潮回りで思ったような潮が流れず、時折フラフラと右へ左へと流れる、尾長狙いに最悪の潮の動きです。しかし、すぐ隣の四帖半で中田氏に強烈な一発、ゼロサム尾長typeもバットから引きづり込まれています。



外道特有の竿の叩きもなく、デカバンの尾長に間違いはありません。しかし最後の突っ込みで痛恨!のハリス切れ。聞くとハリスは3号、ハリスを細くしないと食いが悪いと情報を与えたことに反省しました。

私は、どうしてもこのロッドでデカバン尾長と対峙したいと、ゼロサム磯弾X4 typeにハリス、ラインともに2.5号で釣りを開始、コマセも撒くとイズスミが水面まで浮きますが、サシエには見向きもしない天才君ばかり、去年と同じ釣法で、ゼロセッティングでゆっくりと、アタリのある層まで沈めていく作戦でスタート、コマセを丁寧に打ち、僅かに流れる上層で先行するラインを丁寧にメンディングしながら、オキアミと同じ沈下速度で攻めると最初のアタリ!取り込んだのは39cmの尾長グレでした。そして竿3本まで入れた仕掛けにヒットしたのは口太グレの44cmでした。



水面下1m以内でコマセはがっつりと喰ってるのが見えますが、サシエサには見向きもせず、あまりにもスレッカラシばかり!?…しかしエサが残るのは良い兆候なので、とにかく攻め続けました。牧野氏も40cm近い尾長をキープし、これくらいのサイズが散発というような、白瀬らしからぬ釣果に終わり、ゼロサム磯X4typeで、デカバンの尾長を取り込むという想いは今回は果たすことができませんでした。

しかし、ゼロサム磯弾X4の、強引でならす尾長グレを有無を言わさずに取り込める極限のリフティングパワー、千葉のフィールドで体感した取り込みのズバ抜けたスピーディーさはやはり別次元で体感できるほどの違いがありました。この竿ならきっと夢を叶えることができるでしょう。


さて、近くの有力小売店の店長と話した情報ですが、ここ数年はシーズンの流れが約1ケ月遅れているとのことでした。この海域の尾長グレは、鹿児島の離島から男女群島を回遊した後に回遊してくるので、これらのエリアが遅れている影響があるとのことでした。

上五島は関東では考えられないほど雄大なスケールの釣り場なので、どこへ渡礁しても満足度が高く、遠征の充実感とロマンが味わえます。

近いうちにも是非、再挑戦して今度こそは、デカバンへの想いをクリアしたいですね。

今回も同じ夢を持ち、同じ楽しい時間を分かち合う仲間、いつも安全に釣りをサポートしてくれる友人に感謝、感謝です。


テスター しらさわまさき

…ご寄稿ありがとうございます。今回は狙われているようなデカバンが出なかったようですが、またまたリベンジされるとの事です!!夢のフィールドでのデカバン狙い。x4で夢を仕留められる事を楽しみにしています。安全にも充分に気をつけつつ…皆様も良い釣りを!(開発部 T)