2013東北みちのく鮎紀行 vol.3
鮎釣りが大好き、山形県にお住まいで東北地方を中心に精力的に活動、そして釣行されており、当社をご応援、深くアドバイス頂いております高橋宣之様より、鮎釣り釣行レポート「東北みちのく鮎紀行vol.3」を頂いております。…是非ご参照下さい。
今回は【赤石川と追良瀬川】!!
世界自然遺産青森県白神山地 赤石川の金鮎、追良瀬川の銀鮎釣行記
釣行日:平成25年7月2527日
釣行場所:青森県
まずは【赤石川】!!
釣行記:こんにちは!7月に入ってからは連日の様に大雨注意報、洪水警報で県内の河川は殆ど全滅状態、寒河江川、最上川等は真っ茶色の濁流が続き、鮎師達はストレスが鬱積してました。
それでは何処か良い河川は無いか?釣友に電話をしまくり、川を探す。そんな時、青森の若きトーナメンターの寅君から「赤石川は出来ますよ、19日も束釣りしました」との嬉しい便り。早速、赤石川清流会の釣友、清野さんに確認したところ「移動すれば束釣り出来るが、1ヶ所でも3040尾は釣れますよ。こちらは渇水状態です」との事。
それでは!と早速友達を誘い、秋田道を北上、昼前に追良瀬橋で川を確認します。そうしたら上流に見たことがある車を発見、T氏の華麗な「河原乞食号」。河原に下りて暫し談笑。7月初めに最上小国川で別れてから半月振りの再会、あれから魚野川、米代川、藤琴川を廻って来たらしかった。翌々日の再会を約束して赤石川に行く。清野さんが待っていてくれ、詳しく場所を聞き1時には竿を出す。
一週間ぶりの堪らない感触がすぐに伝わり、小ぶりながら形のいい天然物が顔を出した。
5時までやって41尾、この分なら明日は束か?とその日は河原でキャンプをする。
翌日、教えて頂いた場所を何カ所か確認しながら梨中橋上流に入川、赤石川は駐車場が
少なく、道路が殆ど駐禁で無く釣り人は車1台分空ければOKらしい。
川に降りると見覚えのある女性が竿を出していた。清野さんの奥様だ!昔、某釣り糸メーカーのテスターをしていた方で中々の腕前の方。10年ぶりの出会いです。
「ここは今日はあまり良くない、赤沢橋の方が型も大きいはず」案内して頂き、久し振りに一緒に竿を出した。
聞けば赤石の鮎は「金鮎」と呼ばれ、東京の一流料亭が喜んで買ってくれるので毎日クラブの方が釣りに来て清野さんが取り纏めて出荷してるとの事。値段も京都並み!羨ましい限り。追良瀬への移動も考え、3時納竿それでも32尾、時々雷鳴が白神山地に共鳴して不気味なハーモニーを聞きながらの釣りだったが、ブナの原生林に囲まれた川は素晴らしく綺麗で距離がもうちょっと近かったら何度も来たい川だった。
●タックル:(ロッド)TOP GIGA 早瀬9008 (水中糸)メルファ複合0.05(ハリ)キメラ6.0
●問い合わせ 赤石水産漁協0137-72-3094 オトリ、遊漁券、氷食料:安田商店0173-72-2390宿泊、温泉:熊ノ湯温泉0173-79-2518 日券800円
そして【追良瀬川】!!
7月27日は心残りの赤石を後に追良瀬川に向かいます。
5時過ぎにT氏と合流して釣果を聞く。2日前、会った後、鉄砲水だ出て、慌てて上がりもうちょっとで流されそうになったらしい?
今日は高水であまり釣れなかったとの事だったが、ここの鮎は赤石より大きく、1620cm、T氏の車載冷凍庫には羨ましい位入っていた。
翌朝、5時に目が覚め、タープでモーニングコーヒーをいただく。前回なかったドリップ専用やかんがあり、一段と美味しい味。ここの日券は500円と安く年券は5,000円、
彼は30日まで居るので年券を購入した。河川沿いに道路があり、釣り人も少なく、
一人一瀬!見入山観音堂下に入川、数は来ないが型は大きく21cmクラスが竿を絞る。
20尾位釣ったら山に雷光が走る。赤石同様、白神の雷は山に共鳴して怖いくらい。
10時過ぎには山が暗く隠れだし、鉄砲水の危険も有るので納竿、宿泊場所の国道橋下に戻って頃には土砂降りになっていて、川も濁りが入っていた。
T氏は前回の事もあり、国道付近で遡上物を狙い小振りながら40尾近く釣っていた。
土砂降りで早めの帰りとなったが、これが正解で途中の米代川、雄物川、皆瀬川等は
濁流と化していた。
※写真は白神山地の赤石川。赤石の釣果。追良瀬の看板。です。
●タックル:(ロッド)TOP GIGA 早瀬9008 (水中糸)ザイトフロロ0.15(ハリ)ハリ一角6.0、6.5
●問い合わせ 追良瀬川水面漁協:0173-74-3184 オトリ、日券:福沢商店0173-74-2262
たかはしのぶゆき
…ご寄稿ありがとうございます。釣果良し、出会い有りの河川巡り!これからの情報もお待ちしておりますね。皆様も良い鮎釣りを!(開発部 T)
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