磯釣釣行記「兵庫県沼島 グレ ロッドインプレ」
兵庫県姫路在住でトーナメントなどで幅広く活動。当社アドバイザー丸井和弘氏より、淡路市沼島での釣行レポートを頂いております。弾シリーズやイングラムシリーズの丸井氏なりの使い分け方法などロッドの感想ももりだくさん!ご参考にもなれば…是非ご参照下さい。
釣行日:平成26年11月24日
場所:兵庫県淡路市沼島
渡船:- TEL:-対象魚:グレ 天候/波/潮:-/-/-
(ロッド)ゼロサム磯 弾IM V2 1.25-5005/INGRAM BLACKEDITION磯 LTD 1.25号500
(リール)BB-XnewHP2500DXG(ライン)YGK TUG1.5号(ハリス)1.2-1.5号(ハリ)土肥富 黒馬4号5号(エサ)マルキューTR、V9スペシャル
釣行記:こんにちはアドバイザーの丸井です!そろそろグレ釣りのシーズンなので、、久々に淡路島南の沼島に釣友と二人で釣行してきました。久々の磯釣りなので、忘れ物の無いように準備万端で挑みます。
当日は天気も良く、6時に土生港を出船して沼島に向かう。私たちが上がった磯は下立神、船着きが少し高場になり、際から深くなっている磯。
私は内向きの水道側で竿を出すことにし、竿はイングラム磯ブラックエディションの1.25500を
使用。まずは撒き餌を際に入れると、まだまだ水温が高いせいなのか、すぐに餌取りのオセンが群がってきた。餌取りの隙間を狙って磯際に仕掛けを投入しながら2ヒロまでを釣っていくと、ラインがスパーッと走り、釣り上げたのは23程のリリースサイズのグレ。
その後も同サイズのグレばかり釣れてくるので、4ヒロ5ヒロの深場を探っていくと、ゴツンと穂先にアタリが有り、合わせると今までにない重量感! ゆっくりとやり取りをして釣り上げたのは33のグレ。
沼島では、まずまずのサイズに笑顔で釣り続けて、リリースサイズを釣りながら30クラスを追加していく。
その後、サイズが伸びないので、釣り場所を裏の沖向きに移動することにした。 ここはハエ根も有り、タナも45ヒロと深く、良型に備えて竿を換えることにした。良型グレの走りにも素早く対応して、グイグイ浮かせて寄せてくる、弾調子のゼロサム磯弾IMV2 1.25500に交換して、ハリスも1.5号で釣りを再開。
ハエ根の少し前に仕掛けを流しながら攻めていき、その3投目にラインが走り、竿先に衝撃が!!
竿を立てて重量感の有る魚の走りを止めながら、ハエ根をかわしてタモに収まったのは38の良型グレである。(^_^)v
その後も良型を狙うが、悔いも止まり午後2時に納竿して帰港しました。次回は新製品ゼロサム弾IMV3を持って良型グレ釣りを楽しんで来ようと思います。
今回使用しているイングラム磯ブラックエディション1.25500の使用感ですが、全体的に張りがありながらも、しなやかさも兼ね備えていて、操作性が良くて繊細な釣りにも扱いやすい。 なおかつ弾調子の粘りも有り、BAT部分には4軸を使用しているので、良型グレの締め込みにも、負荷がBAT部分にくると、しっかりと受け止めてくれる。 反発力はゼロサム弾V2よりも優しくなり、グイグイ良型を浮かせて来ると言うよりも、不意の力強い魚の突っ込みにもしっかりと余力を持て受け止めてくれる感じである。 すなわち竿タメが効き、反発力でゆっくりと魚を浮かせて取り込むタイプだと思う。良型グレをゆっくり浮かせてくれるのでハリスにも優しい。私は35までの波止グレ釣りや瀬戸内海、日本海の細ハリスでのグレ釣りでは操作しやすく、十分に対応してくれるのでこのロッドを好んで使うことが多いです。この号数でも浅ダナやシモリの無い所では4050のグレにも十分に対応してくれます。
また、ゼロサム弾IMV2 1.25500はイングラム磯よりも竿全体に粘りとパワーがあり、シャキッとした張りのある感じ。魚を掛けた時の竿ブレが無いのでスムーズなやり取りがしやすいと思う。魚の走りも素早く止めることができて、主導権を与えることなく、しっかり溜めて曲げ込んだ時に40オーバーの良型グレもグイグイ浮かせて楽に寄せて来ます。 魚の引きを楽しむと言うよりも、どのような条件下でも、不意の大型グレも掛けたら必ず獲る!と言った竿だと思う。
私は、愛媛や紀東など不意の大型グレが掛かる場所ではV2やX4を好んで使います。1.25500で50クラスの尾長グレにも十分対応して取り込めましたので、幅広い対
応が可能な竿だと思います。
上記は私の感想であり、使用感に好みや個人差が有ると思いますが、機会があればNISSINの竿を片手に、たくさんの良型グレを釣り上げてください。
アドバイザーまるいかずひろ
…ご寄稿ありがとうございました。ロッドの感想も是非ご参考下さい。皆様も良い釣りを!(開発部 T)