磯釣釣行記「愛媛県菰渕 良型グレ 弾V3インプレ｣
兵庫県姫路在住でトーナメントなどで幅広く活動。当社アドバイザー丸井和弘氏より、グレ釣行レポートを頂いております。丸井氏の「ゼロサム磯 弾v3 1.25号」を使用してのインプレ、感想が今回はもりだくさん。V2との違いや、魚をかけてからの感覚などのコメントも入っております。ロッドの参考になれば…是非ご参照下さい。
釣行日：平成27年2月21日
場所：愛媛県菰渕
渡船：景山渡船 TEL：0895‐63‐0002 対象魚：グレ 天候/波/潮：-/-/-
（ロッド））ゼロサム磯 弾v3 1.25号5005
（リール）BB-XnewHP2500DXG（ライン）YGK TUG1.7号（ハリス）1.7号（ハリ）土肥富 黒馬6号（エサ）マルキューTR、V9スペシャル
釣行記：こんにちはアドバイザーの丸井です！先般のフィッシングショーでは沢山の人にNISSINのブースに来ていただき、声も掛けていただきましてありがとうございました。 釣り場でも気軽にお声をかけてくださいね。
さて、いよいよ寒グレも最終盤に入り、各地でも寒グレの喰い渋りで、愛媛県の釣果の方も下向きであり、そんな中、いつも通っている愛媛県菰渕の景山渡船に釣友二人で釣行することにしました。 最近の釣果情報では40オーバーが一匹交じりで3匹釣れれば上出来との事。当日は風も無く、寒さも緩んで釣りには申し分ない天気であり。 私たちは40オーバーに闘志を燃やしながら港を出船して、北の2番の磯に渡渉しました。
私は釣り座を左に構えて釣りを開始します。 磯際に数杯のマキエを打ち、仕掛けを投入するもサシエは直ぐに取られてしまう。しばらくすると、磯際のマキエにはキタマクラやカワハギの姿が見え始めたので、マキエを磯際の潮の払い出しに打ちながら、そのマキエの効いている沖目の潮筋に仕掛けを投入して、サシエを潮に潜り込ませながら、ラインを張り気味にして、ウキを沈めながら深場を探って行くのを繰り返して釣ると…穂先にわずかなアタリがきたので素早く合わせ！！と、ズッシリとした重量感！
ゼロサム弾V31.25号が一気に曲がり込むも、四軸のバット部分がしっかりと強烈な魚の引きを受け止めて、ゆっくりと寄せて来る。磯際の突っ込みにもしっかりと受け止め、取り込んだのは腹ボテの48.5のグレである。 喰い渋りの中、この一匹に笑顔がこぼれる。(^_^)v
その後は、厳しい状況の中、時より流れる潮を集中しながら釣って行き、46、43を追加しての計5匹を釣り上げて納竿。この状況の中での釣果には大満足で、寒グレの釣行を終える事が出来ました。
今回使用したゼロサム弾V3 1.25-5005は各テスターが絶賛してた通りに魚を掛けてから取り込むまでに魚が暴れないのを実感しました。今回釣行での私の使用感では、前回のV2よりは34番が少しやさしくなっている感じで、45以上の口太グレに対して、V2は魚の突っ込みを3番胴のバット部分で魚の引きを受け止めてグイグイ寄せてくる感じに対して、V3は魚の突っ込みを34番でやさしく受け止めながら、その分、胴に乗ってからは、四軸を使用したバット部分の利点を思う存分活用できるようになっており、力をすべて吸収してくれるので魚がより暴れないでジワリジワリと浮かせてくる感じである。 V2より曲がり込みは、なめらかなので柔らかくなっている感じがすると思うが、先ほど述べたようにバットの四軸部分で懐深い粘り腰になっているので、シモリ際でも十分対応能力がある仕上げになっていると感じました。
竿自体に張り張り感がないので、細ハリスにもやさしくて、喰い渋り時に良くある、やり取り中の針外れも軽減されると思う。
40までは心地よくやり取りができ、不意の大物が連発しても、やり取り中に腕に負担がかかりにくいので、腕の疲労が少なくて済むのでうれしい。この日は外道に50クラスのブダイ！！も連発したが腕の疲労感は全く無かった。
あくまでも私の使用感ですが、トーナメント等の競技に使用したり、プライベート釣行で45までが主体で50クラスの不意の大型口太グレも対応したい場合は1.25号でも十分対応してくれるでしょう。
50クラス主体の口太グレや同型尾長グレが出るような釣り場では1.5号を使用するのがベストだと思います。それぞれ個人差があると思いますので参考にしていただければと思います。
釣って楽しく、食べて美味しいグレ釣りを、皆さんもエンジョイしてください。
アドバイザーまるいかずひろ
…ご寄稿ありがとうございました。弾ｖ3のインプレを是非ご参考下さい。願わくは当社ロッドで！？お愉しみ下さい。皆様も良い釣りを！(開発部 T)