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釣行記「西伊豆のメジナ旅行! 」

2016/03/28 カテゴリ: 磯釣釣情報釣行記

多彩な釣り物を狙い精力的に釣りに行っておられますT&Aの白澤さんより、西伊豆のメジナレポートが届いております。今回は、弊社T&Aの牧野さんとご一緒の釣行レポートです!…是非ご参照下さい。


釣行日:2016/3/20-21

天 候:曇り

波  :小

潮  :中潮

釣り場:西伊豆妻良フコウ 仁科 白島

対象魚:3238のグレ 45cmを牧野氏がV3-125で楽々取り込み!

利用渡船:仁科 恵漁丸 090-1476-1446

妻良 市丸 0558-67-0813

使用ロッド:ゼロサム弾X4 type050,Type50

使用リール:レバータイプ ハイギア

使用ライン:(道糸)1.75号2.25号

:(ハリス)フロロ1.75号2号

使用ウキ :遠投タイプM/000


釣行報告

こんにちはT&Aの白澤です。

三宅島へ尾長グレを狙いに行く予定でしたが、海況が悪いため急遽変更して、T&Aの牧野氏を含む仲間4名で北東風に強い西伊豆へと釣行してきました。

初日に訪れたのは、西伊豆の最南端で切り立った男性的な磯は最高の眺望といわれる妻良の磯です。

ウネリが高くて、フコウという磯へ渡礁しました。

磯の名前がなんとも縁起悪いのですが、コンディションも横からの強風に、大サラシ、足場が高くて、仕掛けの操作が難しそうな状況です。

このコンディションでは仕掛けが上スベリしてしまうため、最終的には0のウキに2B2個付けで強制的に仕掛けを送り込みました。

そのうち下り潮が速くなり、伸びたサラシとの合流で潮目が形成されます。この潮目へと流し込む牧野氏の愛竿ゼロサムV3-1.25号がしなり、かなりの手応え、しかしハリスブレイク!チモトからプツリで尾長グレの可能性が高かったと思います。この日は散発で、30クラスのメジナを8枚で終了しました。

さて、翌日は西伊豆きっての景色を誇り、島巡りの観光船もある仁科の磯

でもとびきりの一級磯といわれる白島へ渡礁しました。私は沖向かいのポイント、牧野氏はヤゴベイ向かいで、潮は沖から当てて仁科港へと向かう下り潮がしっかりと流れています。

00ウキでじっくりと沈めながら仕掛けを入れていきますが反応が全くありません。

裏側で流し込んでいた牧野氏の仕掛けにバチバチバチと凄い衝撃が襲いますが、ラインごと引きちぎられるバラシで、引きからするとたぶん大きなマダイだったと思います。

次にヒットしたのは、ヒット直後のひとのし、そしてなんとも凄い重量感でどれほどの大物か?とワクワクしましたが、上がってきたのは4を優に越すカンダイでした。

上り潮への変わり目に、サラシが形成する潮目で取り込んだのはこの日最大となる45の良型グレでした。

私も同じポイントから攻めさせてもらい、ガンガンに流れる上り潮に仕掛けを入れて37クラスを2枚ヒットさせましたが予想以上に喰い渋り感のある釣りになりました。

釣れたグレはたっぷりと抱卵しており、このような時はエサに対する食み上がりが少ないため、喰わせるタナがマッチングしないため貧果に終わったと思いました。

仁科では50クラスも高い確率で狙える磯なので近いうちに再釣行しようと思います。

さて、牧野氏が使用したゼロサム弾V3-1.25で掛けたカンダイとのやりとりを観察しましたが、継ぎを感じさせない曲げ込みはハリスに対する負担が軽減され、起こしモードに突入した時は驚異の粘り腰を見せてくれます。まさに剛と柔を合わせ持ったロッドですね。

寒グレのシーズンが落ち着き、これから良型の尾長グレやマダイも狙える、まさになにがヒットするかわからない楽しいシーズンへと入ります。

そんな時こそ、どんな大物にも対峙できる安心できるロッドを使いたいものです。

楽しい仲間達と、楽しい釣り、最高のひとときです。


T&A しらさわまさき

…ご寄稿ありがとうございました。

三宅島へ尾長グレを狙いは残念でしたが、次回のお楽しみにとっておきましょう。

まだまだ、グレも釣れていますので、終盤も楽しんでくださいね。

また、良い結果を楽しみにしております。

開発部 高木