釣行記「西伊豆のメジナ! 」
多彩な釣り物を狙い精力的に釣りに行っておられますT&Aの白澤様より、西伊豆 仁科 シロ島、ヤトリでのレポートが届いております。…是非ご参照下さい。
釣行日:2017/3/4~3/5
天 候:晴れ
波 :北西の風から北風が強く ナギ
潮 :大潮
釣り場:鴨川 アシカ島
対象魚:
ヤトリ 34㎝~41㎝ のグレ 5枚
シロ島 30㎝~42㎝ のグレ 3枚
利用渡船:恵漁丸 090-1476-1446
使用ロッド:ゼロサム弾X4 type0-50
使用リール:レバータイプ ハイギア
使用ライン:(道糸)1.75号~2号
:(ハリス)1.75号~2号
使用ハリ :グレバリ5~6
ウキ :M/0~00
釣行記
3月上旬現在、西伊豆では水温が14.5℃前後のうえ、グレは抱卵でパンパン、こんな時は極端な喰い渋りを見せるグレは、喰わせるまでのプロセスが最高です。なにより喰った感ではなくて喰わせた感があるのがいいです。
今回は久々のナギ予報ということで、釣友4人で仁科へ釣行してきました。
初日に渡礁したのは、田子寄りにあるヤトリです。南北に細長い島で、上り下りともに実績がある名礁です。まずは沖向きのポイントからスタートします。ロッドはゼロサム弾X4 type0-50で、10mくらい先からダラダラと落ち込むカケアガリにゆっくり沈めていきます。まずヒットさせたのは34㎝のデブデブのグレ、そして続けてヒットさせたのは41㎝の良型グレでした。
竿2本近く沈めて、ラインをピンピンに張らないと当たりが出ないです。また、当たりの出方もいかにも喰い渋りですよと10㎝くらいスーッと持って行く程度です。
また、このヤトリでは、常宿にしているペンションのマスターが、いつもブチ切られているギューちゃんが居着くという裏の磯際にポイントに当て潮に変わってから移動、半信半疑でヘチギリギリを攻めていると、一気にロッドの根元まで引き込まれる当たり、張りだした根で締め込まれてなすすべ無しの大バラシ!やっぱりギューちゃんが生息していました。
翌日はシロ島へ渡礁しました。この日は朝から上り潮が効き、いかにもという雰囲気です。流れの筋、根の際、超深場まで攻めてみますが、当たりは全くなしでエサも100%返却状態が続きます。ハリをイセ尼3号まで落として、オキアミをむき身にして磯際を攻めるとパラパラとラインが僅かに走ります。慎重に取り込んだのは42㎝のグレでした。
このあとヒットしたのは間違いなく50㎝クラスと思いましたが、なんと超デカのサンノジでガッカリ、竿を叩かないサンノジもいるんですね~!
40㎝級のグレなら高い確率で手中にできる伊豆半島のフィールドですが、この時期のグレ
は釣るのが本当に難しいです。難しいから楽しい、そして引き出しがまた増えていきます。
さて、今回使用したゼロサム弾X4 type0、この細身のボディのどこにこんなパワーがあるのかなと思うほどパワーに満ち溢れたロッドですね。40㎝クラスのグレをターゲットにするには最高のポテンシャルを発揮してくれます。また、喰い渋りでいつ良型がヒットするかわからないため、一日中神経を集中させますが、バランサーを装着すると持ち重りがなくなるので、いつまでも軽快に扱えます。
伊豆のグレは、これから4月中旬にかけて乗っ込みがピークになります。また、マダイなどの外道もヒットする可能性が高くなるので、最高のシーズンへと入ります。それ以降は水温が高くなり尾長グレも混じり、数も見込めるシーズンへと移行していきます。
皆さんも、抱卵でパンパンになった良型のグレを狙ってきて下さい。
しらさわまさき
…ご寄稿ありがとうございます。そろそろ春めいた天気も続きますので
これからも楽しみですね!皆様も良い釣りを!(開発部 高木)