豊浜新堤船着き場にてチヌ釣り
身近な波止釣りを目一杯楽しまれる名人。当社T&Aの中村輝夫氏より、今回は豊浜新堤船着き場に釣行。
是非ご参照下さい。
釣行日:平成30年6月
場所:豊浜新堤船着き場
渡船:- TEL:-
対象魚:チヌ 天候/波/潮:-/-/-
釣果:チヌ1枚
タックル:(ロッド)INGRAM チヌ IM 1.25号530
釣行記:
堤防釣りでの釣行日は風の無い日に釣りに行きたいと願うのは私だけではないはず。
そんな願いがたまに叶うと気持ちも晴れやかになるものだ。
6月某日せっかくの休みと言うのに、本日は南風が、強く吹くとの天気予報、そこで今回はダンゴ釣りよりフカセ釣りで挑戦としました。
当日は南の風が5~6m。さてどこがいいのか南に車を走らせながら思案中。やはりここは困った時の師崎港と思い車を走らせましょう。
ところが残念な事に先行者がすでに竿を出していたのです、仕方ないですねここを諦めるしかありません。
そこで仕方なく次は豊浜新堤に直行です。
師崎から車で走る事15分。
豊浜釣り桟橋に到着です。
ここはいつ来ても大賑わいを見せてくれています、今釣れているのは小サバです。
私は今回フカセ釣りでのチヌ狙い。
そんな釣り人の多い(釣り桟橋)所を避けて南向きの高場を攻める事にしたのはいいですが、
南風が、コマセをバラバラにしてしまうし、思ったポイントまで飛ばすことが難しい最悪な条件となっていますが、まずは1枚と狙いを定め投入です。
満潮午前8時24分。
後少しで満潮潮止まりとなる時間帯。
正確なタナ取りが取りやすい時間帯なので、ハリに1.5号のゴム管付きのオモリを投入。ウキのトップがいい所で立つようになればOKですね。
そして5投目で納得がいく位置に設定できこれから下げ潮に入りだせば少しづつ下げて行く作業が含まれるだけです、南向きはここがいけなかった。
コマセの飛び方に異変があり、細かく散らばったコマセに小サバの群れが殺到。
チヌの層まで行っていないような気がしてならないのでした。案の定2時間釣れるのは小サバのみ。
下げ潮になれば少しは落ち着くだろうと辛抱していましたが、まったくの無意味。
またいろいろ対策をしたものの釣れてくるのは案の定小サバのみなのです、これもまったくの無意味と解りました。
さて対策はもっと何かない物だろうかと思案していましたが、出た答えはこれだ・・・結局ポイントを移動する事にしたのでした。
チヌがいるのか分からないのですが、次に選んだのは北向きの船溜り、普通船の下にはけっこうチヌが見えるのですが、ここは1度も見た事が無いポイント。
そのせいで、チヌ狙いで竿を出す釣り人はいないのです。
ですが、この風ではここしかないと思い、仕方なく竿を出した次第です。
ポイント作りからスタートして1時間程が過ぎた時、なんとウキに反応が出たのです。
サバではないのは明白、その反応にアワセを入れると、竿先が大きく曲がったのですが引きからして外道。上がって来たのは25㎝超えの青ベラ君。
サバ以外のヒットに一瞬でも嬉しさが出てしまったからお笑い者だ。
余って入るコマセをドンドン打ち込んでみたのですが、やはりチヌはいないのだろうアタリも無いまま午後2時を過ぎてしまっていました。
とうとう干潮時間帯です。
驚く事にここの場所は浅く2ヒロもありません。
今移動しても同じと思いここで我慢です。そう竿を出すしかないのです。
だが、その直後、ウキが一気に海中に消えたのです。
慌ててそのアタリに反応すると大きなパワーで竿がのされいきなりの強烈なパワーで竿が曲がったのは久しぶり~~。
この引きは間違いなくチヌ君。
バレないでくれ~と慎重なやり取りが始まったのは言うまでもありません。
そのやり取りの姿を見た数人の釣り人が後ろにピタリと張り付いていましたね。
プレッシャーの中、ラインを出すと船の下に潜られては困るので、竿の弾力を引き出し、(INGRAM チヌ IM 1.25号530)強引にリールを止めるしかない。
しばらく綱引きを楽しんだ時、力尽きたのか少しづつこちら側に寄って来ましたね。
よっしゃぁ~これならとれると確信し浮かせに入ります。すると後ろの方がデカイとの声が出たんです。タモ網を差し出しそのまま、ネットin。
本当にこの1尾を釣り上げる為に何度釣行した事だろうか。
釣れる場所、釣れるタイミングをことごとく外れてしまっていつも裏目に出ているような感じを受けていた私目が、今回はやっとチヌに会えたと実感。
46㎝が顔を見せてくれました。
そしてここでコマセが切れたので納竿としたのです。
最後に、散らばっているコマセは、必ず海水で流すか、ホーキにて掃いて綺麗にしてから帰りましょう。
もちろんゴミもきちんと持ち帰って下さい。
なかむら てるお
…ご寄稿ありがとうございました。
厳しい中での1枚は嬉しかったですね。
また、釣果情報おまちしておりますね。
(開発部 高木)