知多半島の新々堤でフカセのチヌ釣り
身近な波止釣りを目一杯楽しまれる名人。当社T&Aの中村輝夫氏より、今回は知多半島の新々堤堤防に釣行。
是非ご参照下さい。
釣行日:平成30年9月
場所:知多半島の新々堤堤防
渡船:- TEL:-
対象魚:チヌ 天候/波/潮:-/-/-
釣果:チヌ2枚
タックル:(ロッド)INGRAM チヌ IM1.25-530
釣行記
9月に入り朝晩の冷え込みはあるものの、日中はまだまだ真夏なので、熱中症にだけは注意したいですね。
9月某日ここの所集中して釣行しているのが、
知多半島の先端師崎漁港のおとなりの新々堤に向かおう。
平日でも釣り人が入っているので再度ここでチャレンジ出来ればと願うだけだ。
なぜかと言えば車を止めるのがこれが中々至難の技。
(漁師町なので作業に問題の無い所でしか止めれません。数台分)
まずは車が止めれるかを確認して止めれた場合のみ釣行する事にしています。
当日は運良く何とか止める事が出来たので釣行してみました。
現地到着後、先釣者に状況を確認するとまったく反応が無いとの回答だが、チヌが釣れている実績場。
何とか1枚でも釣れればいいなと、その方の左隣に入らさせてもらった。
まずは紀州釣りには絶対必要なダンゴ作りからだ。
20分掛けて調合完了。
次にタックル準備に入ろう。
竿はもちろんINGRAM チヌ IM1.25号5.3mを使用。
さてすべてが準備出来たところで、まずはタナ合わせ。
勝手知ったるなんとやらで3投で完了。
付けエサを針に刺してダンゴの割れ時間を調べる為最初は15回握りからスタート。
1分強でウキトップが浮いて来た。
これで大体の見当が出来たので、2投目から少し減らすことにした。
すると「きたぁ~」との声が、右隣の釣り人の竿が大きく曲がっているので、タモ入れアシストのお手伝いをしに行くと残念アイゴ君。
私の方にはチヌが来てもらいたいとウキに集中していると、そのウキが海中に入っていくアタリに反応。
これが中々の強い引き込みでINGRAM チヌ IMが奇麗な弧を描いていた。
チヌで上がって来~~い!と願ったがあちゃぁ~アイゴ君でした。
気を取り直して投入。
再度アタリ。これまたアイゴ君。
次も、次もアイゴ君。
新々堤はアイゴ君の群れに囲まれているように多い。
十数匹アイゴ君と遊んだ後、またしても明快なアタリ、ついつい合わせてしまうのが釣り人の性なのだろうか?
あぁ~!またやっちまったと思いながらドラグも緩めず強引にリールを巻いてポイントから離した。
数十秒後海面近くに見えたのは、な・な・なんと銀鱗本チヌの姿が浮いた。
慌ててドラグからラインを出し対応。(もう遅いけどね)
差し出したタモ網に納まったのは良型40㎝。
やっぱりいましたね。
これで今回もボーズ無しです。
まだダンゴが少し残っているので集中しましょう。
潮の流れが激しい時はしばらく休息ダンゴの節約とした。
30分後動きが緩くなった頃スタート。
しばらくして、再度アイゴ君の猛攻に合いダンゴも後3投ぐらいしかないそして投入。
同じような前アタリだ、しかし次のアタリが違った。
浮いて来たトップは、もぞもぞした後ゆっくり、1目盛りづつ沈んで行く、このアタリはチヌアタリに間違いないと確信。
トップが消えた瞬間、大きくアワセを入れました。
強い抵抗感重量感が竿を曲げてからグイグイと力強いパワーで竿を曲げたのです。
引き込みからしてもチヌです。ここは引きを十分楽しんでゆっくり慎重なやり取りで楽しみました。
そして上がったのは43㎝と良型。
ダンゴも切れましたので納竿としました。
ダンゴ切れで終了とは後ろ髪を引かれる思いですが・・・ま!今回もボーズは免れ一安心で帰路に着きました。
これだけは守ろう・・・遊ばせてもらった釣り座は、海水を掛けて綺麗にしてから帰りましょう。
なかむら てるお
…ご寄稿ありがとうございました。
エサ取りの猛攻の中で2枚のチヌはお見事です。
また、釣果情報おまちしております。
(開発部 高木)