磯釣釣行記「長崎県上五島 遠征グレ堪能! 」
多彩な釣り物を狙い精力的に釣りに行っておられます白澤テスターより、遠征磯レポートが届いております。今回は、上五島の尾長グレ!!…是非ご参照下さい。
釣行日:2015年6月6日7日
釣場:上五島 白瀬 小白瀬
対象魚:浜本フィッシングセンター 0950-27-1032
タックル:ロッド ゼロサムV2 弾250
リール 3000番
ライン 2号2.5号
ハリス 2号2.5号
ウキ M/0S/00
釣果 :尾長グレ42cm45 5尾
口太グレ33cm47 22尾
外道にイサキ
こんにちはテスターの白澤です。
ここ5年間、毎年この時期に遠征をする上五島の白瀬に6名のメンバーで釣行してきました。今年は、絶好調とのことで前週は、各ポイントで尾長のデカバンが仕留められていますので、気合い十分です。
白瀬は渡礁場所が少なく、収容人員も限られるため他船の動向が気になりますが、小白瀬が空いていたので即渡礁しました。
東の出口にポイントを絞り、ゆっくりと払い出す潮に乗せてじっくりと仕掛けをなじませますが、ケンミの場所もコロコロと変わり、流すたびにトレースしてくるゾーンが変化します。足元から10mくらいの中間距離まではタカベがびっしり、水面でもじりが出るくらいの凄い湧きでした。際から中間距離は捨てて、流れの先、仕掛けを引き込む潜り潮を中心に狙いを定めました。40までのクチブトは連続でヒットしますが、狙いは尾長グレです。
下り潮の終わりかけになって、尾長グレの50近いサイズが2ヒロくらいのタナでチラチラと確認できるようになり、コマセの手数を増やして浮かしに掛かります。15mより沖だけ尾長グレが浮くようになり、それより近いエリアはタカベとクチブト、そしてイズスミで完全に、浮くゾーンが分かれています。仕掛けを入れてコマセを6杯そして7杯と入れても、ウキの周囲30四方には尾長グレが絶対に入ってきません。この賢い尾長との対峙が始まります。まずはハリスを2号まで落とし、そしてウキは遠投用に変更、コマセが着水してから浮上するまでの時間は6秒です。6秒を念頭に遠投したウキを引いてきてハリスに角度を付ける作戦ですが、エサさえ取らないためハリを細軸の4号に変更してサシエは小粒に変更、そしてラインをピンピンに張ると、微妙なサワリの全てに大アワセを入れます。ハリが伸びたり、チモトで切られたりのバラシも多かったですが、45までの尾長グレを5枚キャッチすることができました。
とにかく利口で狡猾、尾長グレとの駆け引きはホントに面白く、これが釣りの醍醐味ですね。さて、この日メインで使用したロッドはX4 type50で、ラインを限界まで細くしても、粘りゴシが強いうえ、何がヒットするかわからない離島でも安心して使用できるので、使用頻度が最も高いロッドです。
テスター しらさわまさき
…ご寄稿ありがとうございます。上五島の遠征は夢がありますね。夢の舞台である白瀬での尾長グレまた、行かれたときはデカバン仕留めてくだいね。
(開発部 高木)