釣行記「上五島のグレ!」
多彩な釣り物を狙い精力的に釣りに行っておられますT&Aの白澤様より、遠征磯レポートが届いております。今回は、上五島の尾長グレ!!…是非ご参照下さい。
釣行日:2016年5月27日29日
釣場:上五島 白瀬 小白瀬
対象魚:浜本フィッシングセンター 0950-27-1032
タックル:ロッド ゼロサム磯 弾 X4 type50
リール 25003000番
ライン ナイロン2.25号3号
ハリス フロロ1.75号2.5号
ウキ 000
8名の釣果 :
尾長グレ42cm501尾4尾
口太グレ36cm492尾31尾
イサキ 30422尾28尾
こんにちは、T&Aの白澤です。毎年恒例となっている白瀬へ、牧野アドバイザーを含む、千葉、静岡、大阪、福岡の仲良しメンバー総勢8名の2日瀬泊まり釣行となりました。全員がNISSINのロッド愛好家ですので、NISSIN軍団VS白瀬のグレ、さてどんなドラマが繰り広げられるのでしょうか。
白瀬は今年で5年連続の釣行になりますが、この時期は渡礁率が抜群に高く、また尾長グレの釣果が最も安定しています。今年は3月に63もマークされていますので軍団の士気も高いです。牧野アドバイザーは北の階段
さあ、初日のプライムタイムのスタートです。潮はかなりの当て潮となり、沖へ投入した仕掛けをリールを巻き取りながら釣りをする最悪のコンディションで、ウキが仕掛けを引っ張るため、喰いも極めて悪くなります。こんな時はサラシがあれば、ワンポイントだけでも張ることができるのですがベタナギに向かい風と悪い条件が重なっています。
それでも、水道側を攻めていた平野さんにヒット!デンジャラスな磯際でゼロサム磯 弾 X4 type50を締め込みますが、なんなく浮かせたのは47の尾長グレでした。
連発でヒットさせたのは今回の釣行で最高寸となる50の尾長グレでした。
続けて、イングラムブラックエディション1.5号50を使用した眞崎さんにもヒット!
なんとこの水道側のプライムタイムのラッシュは凄かったです。平野さんと眞崎さんで5連続の尾長ヒットです。ロッドも凄いですが、技量も素晴らしいものがあります。
イングラムも良型の尾長グレがあっというまに浮上する様はフラッグシップのロッドに肉薄する性能です。さてこの水道側で尾長グレを喰わせたタナは約2.5ヒロくらいでした。
全体的な状況としては、深くサシエが入ってしまうとクチブトグレかイサキがヒットするのでいかにして尾長グレのタナで喰わせるかがキーとなります。しかしイージーに釣れるクチブトも良型揃いで、40がアベレージ、少し大きいと50近いサイズがヒットしてきますので、半島や近場をホームにするアングラーの方にとって垂涎モノのフィールドだと思います。
そして、小白瀬の西ハナレ側でゼロサム磯 弾 X4 type50を使ってハリス5号で通した中田さんは圧巻でした。49を除く全ての40オーバーのグレを強引にブリ抜き、磯際でヒットした暴力的なまでに疾走する60を軽く超えた巨大イズスミを強引にロッドで受け止め、際に張り出す根に一歩も近づけさせない豪腕ぶりにカタログスペックに納得です。北の階段に渡礁した牧野アドバイザーはイサキをどっさりの釣果でお土産たっぷりと、こんな調子でメンバー全員が思いのタックルで五島きっての名礁でグレと楽しむことができました。私は尾長グレの大きいサイズをヒットさせることはできませんでしたが、48を含むクチブトを31尾と楽しませてもらいました。
さて、小白瀬の東カドはコマセをまくと尾長にクチブトがわんさか見えます。尾長はコマセと完全同調させてもコマセしか喰わず、サシエは完全スルーです。この状況からハリは
伊勢尼2号と小さくして、欠片にしたサシエ、そしてハリスをワンランク下げて2号で挑みましたが、飲まれてバラシ連発です。実に悔しい、そして実に楽しい、これがまさに苦楽ということでしょうか、そして苦楽を共にする素晴らしい仲間とのひとときは人生のオアシスのようなものですね。仲間のおかげて最高の釣りを楽しみました。
T&A しらさわまさき
…ご寄稿ありがとうございます。上五島の遠征は何度行っても夢がありますね。また、来年の遠征の時にはデカバン仕留めてくだいね。
(開発部 高木)