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ヒロ高橋様のレポート

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Mad Angler Designs/マッドアングラーデザインズのヒロ高橋と申します。
「磯からの前打ち」で石物を専門に狙う活動を始めて20年近くになります。
そんななか、本業の活動とは別に2018シーズン、釣友の影響でマニアックな石物フィールドにハマってしまい試行錯誤を繰り返しております。
今回選んだフィールドは日本海外洋の堤防なのですが、狙うポイントが非常にマニアック!・・・冬の大波で飛ばされた巨大テトラが海中にゴロゴロと沈んでおり、その穴をダイレクトに撃つポイントとなります。
本チャンタックルで挑む石鯛師も入るポイントなのですが、そんな彼らでさえが手を焼くデカバン石鯛が出るポイントです。
生半可なタックルでは太刀打ち不可能!と考え、今回は普段私が磯前打ちで石鯛を狙う時に使用しているタックルを持ち込みアタックしました。
なお、磯から前打ちで石鯛を狙うにあたっては専用のタックルが存在しないため、当方は磯竿を改造して使用しております。
数多くの種類が存在する磯竿ですが、このような特殊な用途向きに改造して使い物になるロッドは多くは存在しません。
イングラムブラックエディション/カーエーは現存する数少ない優れたベースロッドのひとつです。
当方はこれのMHをカスタムして使用しております。
軽快さとパワーのバランスが絶妙なロッドです。

さて、前置きが長くなりましたが、今年の日本海はまだまだ水温が高く、残念ながらデカバン石鯛との勝負は叶いませんでしたが、最大42cmまでのイシガキダイを正確な枚数が分からなくなるほど釣る事が出来、タックルのポテンシャルと感覚を掴むには申し分の無い一日となりました!
外洋域のイシガキダイ。やりとりした者にしかその強引は計り知れないのですが、簡単に言ってしまえばチヌ用前打ちロッドでは今回のようなヘビーストラクチャーから引きずり出す事はまず不可能です。
イングラムブラックエディション/カーエーは40㎝クラスはタモ要らず、ペラペラと抜きあげ可能なパワーを持ち合わせながらも、前打ち然とした繊細な釣りが可能です。本当に頼りになる相棒です!

釣行日2023年9月29日
名前ヒロ高橋
場所福井県若狭周辺
魚種イシガキダイ
サイズイシガキダイ42~25㎝ 多数