ヒロ高橋様のレポート | (株)宇崎日新（NISSIN）| 磯・船・渓流などの釣り竿の製造販売　アレス（ARES）| エギング・アジング・ジギング　ルアーロッドの製造・販売

Mad Angler Designs/マッドアングラーデザインズのヒロ高橋と申します。
「磯からの前打ち」で石物を専門に狙う活動を始めて20年近くになります。
そんななか、本業の活動とは別に2018シーズンに釣友の影響でマニアックな石物フィールドにハマってしまい以来、試行錯誤を繰り返しております。
それは北陸地方の堤防の一部に見られる「ストラクチャー・カバー」のなかを釣る至近距離ピンポイント戦。
ロッドに求める要素が非常に多く複雑、かつロッドに対する期待値が大きなものとなります。
そのような過酷なフィールドで私の右腕として信頼しているロッドがスプリガン海上釣堀・振出/M330（穂先ソリッド改造済）です。
専ら石鯛用落し込みロッドとして使用しております。
さて、当日選んだフィールドは3シーズン前に初訪。今回は2度目のアタックとなる堤防でヘビーなストラクチャーのなかを撃つポイントです。
開始から数時間、餌取りアタリのみで苦戦とあきらめの境地に陥りましたが、自身の勘と読み、そしてロッドを信じて、更に過酷なパターンでストラクチャー内をタイトに攻める狙い方にシフトすると何と待望の石物アタリが出始めたのでした！
イシガキダイの数釣り。そしてタイムリミットの正午間近にサンバソウ40㎝が出てくれました。
デカバン石鯛との遭遇は叶いませんでしたが、開拓スタートから足掛け3年。自身の勘と読みを信じて行動、ゼロからのフィールド開拓で手にした獲物でした。何物にも代えがたい達成感です。
ロッドを信じて過酷なストラクチャー撃ちが出来た事が釣果につながりました。
ストラクチャーの奥深くで掛けた40クラスの石物をスムーズに引きずり出す、とてつもないトルクを秘めたロッドです。
スプリガンM330は頼りになる相棒です！

使用ロッド